BSN VISION REPORT 2023

テレビ・ラジオの挑戦

第48回JNNネットワーク大賞 受賞「日本人妻 大原芳子さんの場合」を制作して

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テレビ制作部 吉井 一善
テレビ制作部
吉井 一善
  • 「日本人妻 大原芳子さんの場合」を制作して_イメージ1
  • 「日本人妻 大原芳子さんの場合」を制作して_イメージ2

今、ドキュメンタリーは調査報道や何年も取材を重ねたものなど手間のかかるものが主流となっています。効率を考えるとやらない方が良いのかもしれません。しかし、「時代を記録する」のがマスメディアの使命と考え、力を入れているテレビ局もあります。今回、64年前のアーカイブ映像で番組を作りました。数年後の後輩の皆さんから「あの頃の映像がない」と恨み言を言われないためにも「時代を記録する」作業に取り組んでいきたいです。

なじラテ。年度視聴率3指標同時間帯 2年連続1位

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テレビ制作部 平澤 正
テレビ制作部
平澤 正
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2年連続で年度視聴率が1位。新潟の多くの視聴者に観ていただけて嬉しいです。土曜のお昼に家族で観てもらえる番組にしようと、スタッフみんなで取材先や企画・演出を考えています。「新潟を楽しもう!」がコンセプトなので、放送後、取材先から「テレビを観て来た人がいっぱいいました。ありがとう」と言ってもらえるとやりがいを感じます。

第九コンサート リモカメ大作戦

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技術局 井上 耕栄
技術局
井上 耕栄
  • 第九コンサート リモカメ大作戦_イメージ1
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毎年恒例の第九コンサート収録では、これまで様々な技術的課題を克服してきたが、2023年はホール内の有人カメラを極力無人化するべく、カメラ8台中4台をリモコンカメラにして収録に挑戦。カメラマンはステージ脇でモニターを見ながらリモコン操作した。最近のリモカメは小型で高画質。操作性こそ中継カメラには及ばないが、そこはカメラマンの腕でカバーし、収録もバッチリ。リモカメ化で客席からの死角が減り、お客様からも好評でした。

「蔵春閣 大倉喜八郎からの贈り物」

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テレビ制作部 小林 和貴
テレビ制作部
小林 和貴
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2023年春、新発田市に移築された豪華絢爛な建物「蔵春閣」の番組を制作しました。新発田出身の実業家 大倉喜八郎が明治時代に東京に造った私的な迎賓館が、新たな観光スポットに。番組では新たに撮影した映像の他、江戸~明治時代の写真や錦絵なども使って、その魅力を伝え、過去の資料がもつ価値を改めて実感しました。BSNにも県内のアーカイブ映像が沢山あります。それらを活かして新たな価値を生み出すような、番組作りに取り組みたいです!


web配信中↓
https://www.youtube.com/watch?v=_9MRvdXFvCw

なじラテ。セブン-イレブン共同商品開発企画

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東京支社 細貝 光太朗
東京支社
細貝 光太朗
  • なじラテ。セブン-イレブン共同商品開発企画_イメージ1
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「なじラテ。」とセブン-イレブンが共同開発した“10品目具材のうま煮チャーハン”は新潟県で過去最多クラスのお弁当販売数を記録しました!ラジオ・テレビ制作、営業推進部、アナウンス部他、多くの部署がチーム一丸となり、企画の成功に向けて奔走した日々は私にとって貴重な経験になりました。また、番組視聴者からの応募数や反響、商品の販売実績から、改めてテレビ・ラジオメディアの力を実感する機会になりました。この経験を今後に活かしたいと思います。

弥彦競輪『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGI』プロモーション業務

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テレビ営業部 渡辺 正和
テレビ営業部
渡辺 正和
  • 弥彦競輪『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGI』プロモーション業務_イメージ1

2023年10月に弥彦競輪場で開催された GIレース『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』
今回はこの大会のプロモーションと運営に携わりました。この大会を盛り上げるための最適な手段や弥彦競輪場様の想いをとにかく考え抜き、企画を立案しました。観光という切り口から大会PRに繋げるテレビの特番や開催期間中における現役選手を絡めたラジオの特番など、今までにない企画を取り入れたこともあり、大会は大盛況となりました。

ハレッタのかわいいダンスができました

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テレビ編成部 田中 越
テレビ編成部
田中 越
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  • ハレッタのかわいいダンスができました_イメージ2

誕生から2年目を迎える局キャラクター「ハレッタ」の更なる認知度向上のため、ハレッタのうた『雨のち晴れBoy』にあわせたダンスを制作しました。振り付けは、Noism Company Niigataの山田勇気さん(Noism Company Niigata地域活動部門芸術監督 / Noism0)と浅海侑加さん(Noism2リハーサル監督 / Noism1)に依頼しました。アップテンポな曲のため、少々難易度高めですが、大人も子供もみんなで楽しく踊ってもらえればと思います。

放送を飛び出した挑戦

新潟市広報紙のテレビ展開と見逃し配信「市報にいがたdeなじラテ。」企画制作

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デジタルメディア推進部 佐藤 秀
デジタルメディア推進部
佐藤 秀
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新潟市から広報紙「市報にいがた」のDX化の相談を受け、「動画制作」「放送」「ネット広告」をセットにしたプランを提案し、放送がスタート。内容は「市報」配布の前日の土曜日に「なじラテ。」で一足早く市報の特集を紹介し、放送後BSN公式YouTubeでも公開するというものです。市公式LINEとネット広告でも誘導し、より多くの方に発信することで毎月2万前後の再生数をキープ、市町村に向けた放送局ならではのプランとして注目されています。

『アニメ好きアナウンサー行貝寧々の“会えなくたってかまわない!”』2023年4月スタート!

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アナウンス部 行貝 寧々
アナウンス部
行貝 寧々
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  • 『アニメ好きアナウンサー行貝寧々の“会えなくたってかまわない!”』2023年4月スタート!_イメージ2

BSN初のポッドキャスト番組は、アニメや声優さんが大好きなわたしが趣味を全力で楽しむ姿をお見せするという、なんともマニアックなもの。TVでもラジオでもない配信限定番組の制作はとても自由で新鮮です。最近は目標としていた声優さんへのインタビューも実現しました!全国で聞くことができるので素の姿をお見せするのは不安もありましたが「この番組がきっかけでBSNファンになった」という声に励まされながら、きょうも趣味を謳歌しています。

“深掘り”できる記事配信が魅力

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報道部 酒田 暁子
報道部
酒田 暁子
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JNN28局が総力をあげて取り組んでいるWEB記事の配信サイト「NEWS DIG」は配信も3年目に入り、県内外でその認知度は上がっています。最大の魅力は地上波でニュースの放送枠がない時間帯でもニュース配信が可能なことです。また、テレビでは1分ほどでしか伝えられなかったニュースもWEBでは“深掘り”し、担当した記者の思いなども盛り込んだ“読み物”として発信することができます。今後はさらにBSNでしかできないニュース配信を強化していきます。

ラジオでリスナーと雪中キャンプ

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ラジオ放送部 畠澤 弘晃
ラジオ放送部
畠澤 弘晃
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  • ラジオでリスナーと雪中キャンプ_イメージ2

キャンプ・アウトドア専門番組「レイドバックライフ」では毎月各地でキャンプ+αのアクティビティを楽しむ開放的な空気感に厳選した音楽を添えてお届けしています。2023年2月には、豪雪地帯:十日町市の松之山温泉スノーパークで、氷点下の中、リスナーキャンパーさんと一緒に雪上でのテント設営のポイントや暖の取り方、ジビエ料理などを一緒に学び、新潟の冬の遊びの魅力を伝えました。

史上初!県内民放4局アナウンサーの防災勉強会

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アナウンス部 近藤 丈靖
アナウンス部
近藤 丈靖
  • 史上初!県内民放4局アナウンサーの防災勉強会_イメージ1

2023年7月13日、新潟県の放送業界史上初めて、新潟県の民放4局のアナウンサーほぼ全員が集まり、防災勉強会を開きました。専門家を講師に招き、実りある勉強会になりました。普段、テレビ、ラジオ、スポーツ、バラエティ、様々なジャンルで活躍するアナウンサー一同。一大事には県民の命を守るべく尽力する。局の垣根を超え、この日はそれを改めて誓い合いました。勉強会は半年に1度のペースでその後も続いています。

ラジコPodcastに移行完了!

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ラジオ放送部 高橋 紀子
ラジオ放送部
高橋 紀子
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「ラジオ放送だけではない総合音声コンテンツPF」へラジコが舵を切ると発表された2023年、BSNラジオでは、ポッドキャストCMSを外資系からラジコへ移行することにしました。ラジコオーディオアドがポッドキャストにも適用され、より按分率が高い収益が見込めるからです。CMを入れ込んだコンテンツ配信も可能です。ラジオで放送していないオリジナルコンテンツが収益を生む時代が到来しています。

イベントの挑戦

2万人が熱狂!横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ

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事業部 南雲 真
事業部
南雲 真
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  • 2万人が熱狂!横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ_イメージ2

新年度1発目の恒例事業「横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ」。新型コロナウイルスの影響がまだ残る時期での開催ではありましたが、約22,000人のお客様がスタジアムに集まり、両チーム鬼気迫るプレイを生で観戦しました。例年、準備は前年秋からのスタート。2023年はコロナ対策を並行しながらの開催準備・販促活動でしたが、2万人の歓声は、主催側にとっても最高の歓びとなりました。

ザ・ビール展 柏崎&長岡

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長岡支社 関川 優
長岡支社
関川 優
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  • ザ・ビール展 柏崎&長岡_イメージ2

5月の柏崎では約15,000人、9月の長岡では約28,000人が来場し、連日大盛況となりました。県内外のクラフトビールと、それに合わせて地元長岡のとれたて枝豆や、名物の焼肉店など、おっ?と惹かれる飲食店が集合するのがこのイベントの魅力です。ビールが好きな人もそうでない人も楽しめ、地元の魅力を県外に、そして県民にも再確認できたイベントでした。

親子絵本スタンプラリー 初開催

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CSR推進部 田巻 直子
CSR推進部
田巻 直子
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BSNキッズプロジェクトでは「子どもたちに良書を届ける」活動を20年以上続けています。絵本を柱に、自然や親子の対話を楽しむスタンプラリーを初めて実施しました。新潟市の鳥屋野潟公園エリアで、県立図書館、県立自然科学館をスタンプポイントに据え、アナウンサーの読み聞かせやクイズ、選書体験などを行いゴール!初めて県立図書館を訪れたという親子も多く、新潟屈指の文化エリアを身近に感じてもらう機会にもなりました。

冬の遊び場ミナト・イン・ワンダーランド 初開催

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営業開発部 西山 一樹
営業開発部
西山 一樹
  • 冬の遊び場ミナト・イン・ワンダーランド 初開催_イメージ1
  • 冬の遊び場ミナト・イン・ワンダーランド 初開催_イメージ2

冬も水辺に賑わいを創ろうと新潟市中央区万代島の「大かま」で初めて開催しました。かつて魚市場の倉庫だった会場には、大型プールを複数設置、手漕ぎボートや透明な大型球体の中に入って水上を進むアクアチューブが子どもたちの人気を集めました。ステージでは、ごみ拾い専用のトングを製造する三条市のメーカーと海のキッズサポーターが、海洋ごみ問題をテーマにトークするコーナーもあり、親子連れを中心に2日間で5,000人が来場しました。

新たな分野での挑戦

「教育領域での“つなぐ”ビジネス」

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デジタルメディア推進部 田巻 雄治
デジタルメディア推進部
田巻 雄治
  • 「教育領域での”つなぐ”ビジネス」_イメージ1

教育現場に、社会で輝く大人の“熱”を届けたい!キッズプロジェクトの一環として、県外で活躍する「おもしろ」社会人を学校現場に派遣する事業に初挑戦。経産省の教育補助金を背景に、東京の教育スタートアップと学校を「つなぐ」ビジネスにトライしました。結果10校が採択され、無償の面白授業が実現。先生からは感謝され、生徒は未知のロールモデルに興味津々!地域貢献と収益化の両立はとてもエキサイティングな仕事でした。

新潟市ビジネスイベント『日々是新2023』

PERSON
エリアプロデュース部 島田 直志
エリアプロデュース部
島田 直志
  • 新潟市ビジネスイベント『日々是新2023』_イメージ1

新潟市が行っているビジネスイベントのプロポーザル、2023年度はBSNウェーブの企画が採択されました。そのBSNウェーブを中心に、当社ではデジタルメディア推進部が先頭に立って、イベント広報、出展者募集、イベント運営をお手伝いしました。初めての挑戦で産みの苦しみが多く、何度も挫折しましたが、BSNアイネットなどの協力もあり、新たなイベントとして実施でき、各項目の目標値もクリアできました。グループ全体で取り組めた案件で、力を示せたと思います。

燕市PR大使

PERSON
エリアプロデュース部 水木 亮
エリアプロデュース部
水木 亮
  • 燕市PR大使_イメージ1
  • 燕市PR大使_イメージ2

2023年9月、燕市の地名度の向上と街の魅力を全国に発信するために、当社の大塩綾子アナウンサーがPR大使に任命されました。PR大使には、ヤクルトスワローズのつば九郎(PR隊鳥)や、サザエさんのマスオさんの声の田中秀幸さんなど各界を代表する方々が名を連ねています。燕市の魅力を発信するために、地域の伝統文化や風習、地域の取り組みをテレビ・ラジオ・SNSで発信することで微力ながら貢献できたと実感しています。今後も燕市を成功事例として様々な自治体と取り組んで行きたいと思います。

つがわ狐の嫁入り行列ライブ配信

PERSON
エリアプロデュース部 高橋 紘子
エリアプロデュース部
高橋 紘子
  • つがわ狐の嫁入り行列ライブ配信_イメージ1

エリアプロデュース部とデジタルメディア推進部で臨んだ初めての配信事業。撮影対象は動く「行列」。難題を前に、撮影隊は狐に扮し、行列内を自由に動けるように采配しました。LiveU(モバイルキャリア)の電波がつながらず思い通りにならない中、カメラマンの機転をきかせた画作りや、無線連絡でのチームワークが、幾度もおとずれたピンチを救いました。再生回数はアーカイブ配信を合わせ36,000回を超え、阿賀町からは好評をいただきました。BSN公式Youtubeからぜひご覧ください!

https://www.youtube.com/watch?v=tMGsDrA8Pjc

BSNグループの挑戦

BSNメディアホールディングス誕生、新たな針路

PERSON
総務部 新保 真徳
総務部
新保 真徳
  • BSNメディアホールディングス誕生、新たな針路_イメージ1

放送事業の新潟放送からBSNグループを統括する部門を分割させ、BSNメディアホールディングスが誕生しました。これでBSNグループが主に手掛ける放送事業とシステム関連事業の足し算、掛け算がよりスムーズとなり、シナジー効果に大きな期待が持てるようになりました。70年の歴史ある放送局が示した新たな針路。あとは自由な発想を実現化していくのみです。まずは真っ白なキャンバスにお好きな未来図を描いてください。

グループ連携強化へ

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経営戦略部 丹羽 崇
経営戦略部
丹羽 崇
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成長戦略の柱は、放送事業、システム関連事業、建物サービスその他事業が「三位一体」となること。2023年6月にBSNメディアホールディングス(HD)が誕生しました。グループ各社の特長を活かして地域社会の課題解決に一気通貫で取り組もうとBSN経営戦略部員をはじめHDビジネス開発局のメンバーが毎週、定例会を開き、既存事業の連携や新規事業の創出を検討しています。2023年度は新ビジネスイベントの運営を支援したり、出資・業務提携案件を進めたりと連携強化に努めました。

健康経営の一層の推進を

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人事部 五十嵐 滋章
人事部
五十嵐 滋章
  • 健康経営の一層の推進を_イメージ1

私が健康経営という言葉に触れたのは、新潟市で健康経営認定制度がスタートしたことからでした。2019年2月に認定を受け、今ではゴールドクラスに認定されています。2019年4月からは「にいがたケンジュプロジェクト」が始まりました。以来、人的資本とも言われるように、企業の従業員に対する姿勢や取り組みが企業に問われるようになっています。企業価値を高めるための施策としても、健康経営を推進していきたいと考えています。

社内DX推進中!

PERSON
経営戦略部 神田 優
経営戦略部
神田 優
  • 社内DX推進中!_イメージ1

「DXって最近よく聞くよね」そんな意識から取り組みはスタートしました。2023年12月、社内にDX推進委員会が設置され、デジタルに精通した20~30代を中心にしたメンバーが、収益拡大につながる施策はないか、業務効率を改善できる余地はないか、日々、模索しています。どれだけ素晴らしいデジタル技術があっても、結局、使うのは人。有用なツール探しに奔走する毎日ですが、その原点だけは忘れないようにしています。