近藤 丈靖

近藤丈靖「ホワイトハウスが危ない」

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現在公開中の映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」。皆さんは御覧になりましたか?ネタバレしない範囲であらすじの一部を言いますと、主人公は元シークレットサービスのマイケル。彼はシークレット・サービスの一線級として大統領の護衛にあたっていましたが、ある出来事がきっかけで、ホワイトハウス担当護衛官から外されてしまいます。2年後ホワイトハウスを北朝鮮のテログループが襲撃、大統領を人質に取ってホワイトハウスに立てこもり、大統領の解放と引き換えに、ある要求をアメリカ政府に突き付けます。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人ホワイトハウスに飛び込み孤軍奮闘し、テロリスト制圧に挑みますが・・・。 ホワイトハウスと言えば難攻不落の建物。地下深くに避難室もあり、SWATの狙撃手が24時間態勢で警戒の目を光らせ、地対空ミサイルまで配備されているとされ、アクション映画やTVドラマでも、ホワイトハウスが制圧されるという展開はこれまで殆どありませんでした。しかし、それが、この映画では制圧されてしまうんです。この映画でポイントになるのが制圧にかかる時間。映画の制作チームは、元シークレットサービス、FBI、CIAなどに綿密な取材を行い、「ホワイトハウスが襲われ、軍の救援が到着するまで15分かかる」と推計。大統領を生け捕りにしてホワイトハウスに立てこもるまで、つまり、ホワイトハウスを陥落させるまでの15分弱をリアルタイムの映像で描いています。「エンド・オブ・ホワイトハウス」は現在公開中。是非とも御覧頂きたいと思います。そして、この映画とは別に、8月には「ホワイトハウス・ダウン」という映画も公開を控えています。これもホワイトハウス襲撃を描いた映画。あの「インディペンデンス・デイ」で宇宙人にホワイトハウスを破壊させた監督が製作。こちらも楽しみです。ホワイトハウス襲撃というタブーに挑んだ2作に注目です!
 

 

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