近藤 丈靖

近藤丈靖「初の角田山登頂」

8月11日。山の日。

この日のBSNラジオ「近藤丈靖の独占ごきげんアワー」。

スタジオは表佳世アナに任せて、

私は新潟市西蒲区の角田山から3時間中継しました。

 

私は、ガイド役の新潟県山岳協会の小林勇さんと、

角田山の7つある登山道のうち、

稲島(とうじま)登山道を行き、頂上を目指しました。

 

角田山は標高481m。

稲島登山道は、頂上までの歩行距離は1.7km。

幼稚園や保育園の遠足でも使われるこのコースは、

一般的に頂上まで歩いて50分前後。

そこを3時間の生放送の間に、

何度も中継リポートを入れながら頂上を目指します。

 

一般的に50分で登れる山を、

喋りながら3時間なら楽ちんと思っていましたが、

角田山をなめていました。

 

普段、山登りやウォーキングや有酸素運動をしていない私には、

標高481mでも十分きつい山でした。

角田山恐るべしです。

 

ほとんど道中は木陰。

とは言え、気温30度はこたえます。

しかも、45度程の斜面に整備されたかなり段差のある階段を上り、

さらに、3㎏程の中継機材を持ち、

大量の飲み物をリュックに背負っているので、

相当きつかったです。

 

汗かきの私。汗がボトボト地面に落ちて行きます。

多分2キロほど痩せたと思います。

 

途中、視界が開ける所があり、

そこからは広い広い越後平野や日本海が。

新潟市中央区のビッグスワンや朱鷺メッセも見えました。

気持ちが良かったですねぇ。

IMG_0701 (2).JPG

 

途中、帰ろうかと思うぐらい本当にきつかったですが、

道中、多くのリスナー登山客に声を掛けて頂いたり、

また、ガイドの小林さんに、

鼻から吸って口から吐くという呼吸法を教えて頂いたりして、

なんとか番組のエンディングに山頂にたどり着きました。

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くたくたでしたが、その達成感は格別でした。

季節の自然を感じながら山頂を目指す。

そして、山に入った者同士は仲間。

皆、通り過ぎる際は、声を掛けあい、道を譲り合う。

とても心が穏やかになるひと時を過ごせました。

 

ちなみに、放送終了後、今度は山を下って帰路についたわけですが、

これがまたきつい。

下りは楽なはず。そう考えていた私が馬鹿でした。

脚の膝のあたりが途中でプルプル震えました。

もう脚ががくがくです。

お陰で、下り切って駐車場についた時には、思わず膝から倒れ込みました。

IMG_0709.JPG

ただ、登山の良いところにもう一つ気づきました。

登りも下りも足元に気を付けながら黙々と登るので、

ちょっとした悩みなど忘れて、無心になれます。

お寺での座禅でも無心になれなかった私でも、角田山では無心になれました。

 

道中お会いした皆様、どうもお世話になりました。

ラジオを聴いている登山者の方が多くビックリしました。

 

今回角田登頂に成功して自信を付けた私、次はエベレストを目指します(笑)。

 

  

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