近藤丈靖「厳冬の欧州」
2017年2月 6日 16:46
先週1週間は、
ゴールデンウイークもお盆休みも関係ない私にとって、
年に一度の長期休暇でした。
もうご存知のリスナーの方も多いようですが、
毎回、私はこういう機会に、1人バックパックを背負って安宿巡りの旅を行ってきました。
今年の行先は、チェコ、オーストリア、ハンガリー。
今年の冬のヨーロッパは激しい寒波に襲われていますが、
私が行った期間は、寒波が一段落した時期で、気温はマイナス8度ほど。
それでもマイナス8度は低いですよねぇ。
しかし、運よく晴れて無風だったため、風の強い新潟よりも過ごしやすかったです。
今回この地域を選んだのは、
厳冬のオフシーズンのため、比較的旅費が抑えられる点。
そして、チェコに3年前に行った際に、
旧社会主義国の薄暗い雰囲気と物価の安さがとても気に入った事。
そして、近年、このエリアはシリア難民流入に揺れていて、
ドイツへ向かうシリアの人々の通過点として、
オーストリアとハンガリーが一時クローズアップされ、
私も非常に関心があったからです。
今回は3カ国をバスで回るツアーに参加しました。
一人旅を愛し、ツアーに参加しない主義でしたが、
短期間に広範囲を回る効率を考え、今回は初めてツアーに申し込みました。
バスの運転手さんは、ハンガリーの方ですが、
チェコ、オーストリア、ハンガリーをカーナビに一切頼らずスイスイ運転していました。
すごいですねぇ。尊敬します。
生放送の中でも色々と御報告させて頂きましたが、
関連の写真をいくつか御紹介します。
チェコの首都プラハのカレル橋にて。
建設されておよそ600年。多くの観光客で賑わいが絶えません。
プラハは街自体が世界遺産。
第二次世界大戦ではナチスドイツに占領されたものの、
大規模な攻撃を受けなかったため、中世の建物がそのまま残っています。
右
後ろに見えるのはプラハ城です。
プラハのヴァーツラフ広場にて。
1968年この広場はソ連の戦車で埋め尽くされました。
チェコスロバキアの民主化を阻止するソ連の武力介入です。
世に言う「プラハの春」の悲しい結末の舞台です。
す。
オーストリアのザルツブルグのとあるお宅の前。
ここはあの指揮者カラヤンの生家です。
これは興奮しました。あのカラヤンの生家ですから。
ザルツブルグはモーツアルトの故郷。
カラヤンの生家はモーツアルトの生家から歩いて5分です。
おつとめ品を買い求める私の癖は旅でも健在。
スーパーで、5割引きのサンドイッチを買ったり、
オーストリアのウィーンの靴屋のバーゲンでは、
50%オフに引き寄せられ靴を購入しました。
89ユーロが44ユーロ。日本円で5000円ほどです。
ハンガリーの首都ブダペストの地下鉄です。
ヨーロッパでイギリスに次いで出来た歴史ある地下鉄です。
今回見た風景で最も美しかったのが、ハンガリーブダペストの国会議事堂の夜景。
ライトアップされた壮麗な議事堂はとても神々しいものでした。
これはドナウ川に浮かぶ船から私が撮影した画像です。
川面には氷が沢山浮かんでいます。
ラジオで番組を持つものとしては、
話のネタを出来るだけ蓄えておくことが大切。
いつ披露するか分からないものでも、日々吸収する活動が大切です。
そして、それが私自身を安心させるものにもなっています。
極力、旅を続けたいと考えています。
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