坂部友宏「日曜ドラマ『A LIFE』の言葉の力 ~あの超人気漫画のようにシビレル~」
2017年3月18日 17:30
ご覧になっていますか
BSNの日曜ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」
いいです。
かなりいい。
一人の外科医(沖田=木村拓哉さん)と、
一人の副医院長(檀上壮大=浅野忠信さん)と、
副医院長の妻(檀上深冬=竹内結子さん)らが繰り広げる、
超骨太・医療系ヒューマンラブストーリー。
放送は残すところあと、1回。
放送のあす夜9時が待ち遠しい。
木村拓哉さんの演技、
巷では「キムタクはキムタク演技しか・・・」みたいなこと言う人もいるようですが、
んなことないジャン
誠実さあふれまくってる、A LIFEの沖田医師、いいです。
それと・・・。
私個人的に非常に着目しているのが、
毎回のように飛び出す名言です。
あの超有名人気漫画のセリフとシンクロしてしまうことが多く、
非常にシビレルのです。
例えば・・・。
難易度が非常に高い手術に直面する沖田(キムタク)と檀上(浅野忠信)。
明日の最終回では、その手術に沖田が挑むことになるのかどうかという状況です。
その手術のシュミレーション練習をしながら、沖田が仲間につぶやいた言葉。
「5万回は練習しないとオペ出来ないよね」
これって、あのセリフに似ている。
「シュート2万本です」
他にも・・・。
基本的にはタブーである、自分の家族の手術への執刀。
沖田は、実の父親の手術を志願して担当しますが、
この手術中に小さなミスをしてしまいます。
そのミスを知った父親が、動揺を見せる沖田に対して、厳しくも核心をついて言い放った言葉。
「相手が誰だろうが、どんな時だって、ただひたすら準備をする。心をその1点だけに集中させるんだよ。雑念はいらない。一途一心だ。」
この意味するところを考えれば、あの偉大な言葉が思い出される。
「全国制覇を成し遂げたいのなら、もはや何が起きようと揺らぐことのない断固たる決意が必要なんだ」
そうです・・・。
わかったという人は、一瞬でわかった(はず)
そう、一世を風靡した少年漫画「スラムダンク」です。
説明するまでもないでしょうが、
「スラムダンク」は、
主人公の不良少年・桜木花道の成長を中心に、熱い高校バスケの世界を描く、往年の超人気漫画。
夢中で読んだ人であれば、絶対に忘れらないセリフがいくつもあるはず。
それらは、普遍性が高いからこそ、大人になっても忘れない。
最終31巻が出て完結したのが、私の場合ですと中学3年生の時でした。
何度となく読みました。
ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」は、
漫画「スラムダンク」に匹敵する非常に深い名言を世に送り出しているという、
尊い現実があるのです。
他にも、
檀上(浅野忠信)と浅からぬ関係にあった顧問弁護士の榊原(菜々緒)が、
まわりに不安や嫉妬を感じる檀上に対して放った一言・・・
「恐れなんて大抵自分が作り出してるだけ。実際は何も起こっていない」
これなんて、
スラムダンクに出てくる山王工業の堂本監督か、
もしくは、彦一のお姉さんが言ってそうな深イイ言葉。
(スラムダンクを読んだことがない方、スミマセン・・・。)
ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」
あす19日(日)の夜9時が最終回です
ストーリーの結末がまず非常に気になりますが、
一方でどんな名言が飛び出すのかというところも、
大変気になるところです。
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