坂部友宏「踏破 112の新潟カラー」
2017年12月23日 09:40
有名なイギリスの登山家ジョージ・マロリーは、
「なぜあなたはエベレストに登りたいのか?」と問われ、こう答えたとか。
「Because it’s there.(そこに山があるから)」
私、坂部友宏には、
2017年中に達成したい目標がありました。
「新潟県内の平成合併前の旧112市町村を訪れる」
※自分ルールを設けました...「通り過ぎるだけじゃダメ。何か用事を。」
新潟放送に入社して3年半。
苦節3年半。
ついに・・・、112訪問、達成しました!!!!!
(今年の自分の最大ニュースになりました。)
「なぜ、あなたは112訪れたいのか?」と問われれば、
「Because it’s 112(そこに112あるから)」 (←正しい英語かどうかはわかりません)
112の中で最後になったのは、
特に理由はないんですがたまたま、佐渡市旧畑野町。
12月某日。
朝、新潟市から始発のカーフェリーで佐渡・両津港に到着。
(カーフェリーだけど、マイカーは持っていきませんでした。旅情漂うカーフェリー2等部屋でした)
島内は、味わい深く路線バスと徒歩で移動。
レンタカーが個人的には良いかなと思いながら、1500円で一日乗り放題だったので、初の路線バスin佐渡
畑野では温泉
感慨ひとしお
その後・・・、しばらく歩いてみました。
知らない土地を、その土地の空気を吸いながら、時間を気にせず歩くって、
私にとっては至福の時
そんな中、遭遇したプチ疑問
↓
鉄道のない佐渡で、なぜ「畑野駅前」
近くで尋ねてみました。(そんな私は、ジャーナリストのはしくれ)
すると・・・。
「たしかに鉄道はないんですけど、この辺りのバス停には、昔、バス会社の人が常駐していて、
切符を販売していたんですよ。バス停のことをみんな『駅』って呼ぶんですよね。」
と教えて頂きました。
これは教えていただかないとわからなかった・・・。
本当にありがとうございました。
小さなクエスチョンも、見事クリア。
晴れたり雪が降ったりでしたが、
青空が心地いい。
数十分ゆっくり歩いて、
畑野から旧新穂村エリアへ・・・。
お昼。
最高の寒ブリ丼
これだ・・・。冬の佐渡と言えば・・・
くさみなく、あまく、とろける、極上寒ブリ様。
朝から段々上がっていた満足感は、
昼ごはん時に最高潮に達します。
あとは、少し歩いて、少しバスに揺られて、
両津港に戻りました。
日帰り旅
最後に。
佐渡汽船ターミナルには、
陸上部出身の私にとって、気になるボードの文字。
新潟県の女子の代表として全国中学駅伝に出場したのは、
佐渡市・佐和田中。
(常設の陸上部がない中、県を制するという個性派実力者チーム)
島をあげての応援だったんですね~。
様々感じながら、
佐渡プチ旅行を終えました・・・。
(帰りのフェリーも2時間半、爆睡)
さあ、
目標だった旧112市町村踏破を達成できて感じたこと。
たしかにうれしいのですが、
そこまで押し寄せない満足感・・・。
それは当然でしょう。
残り10くらいになった頃から感じていましたが、
112踏破はゴールでもなんでもない。
112踏破したからと言って、わかったことは、まだまだ少ない。
むしろ、なんだかスタートラインにようやく立ったような気持ちだっ
2018年も、自分にとっての新しい場所へ
どんどん行ってみたいと思います。
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