Press Release
2025年3月28日
高校生・大学生対象のアンケートで若者の"ホンネ"浮き彫りに
株式会社新潟放送(本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:島田好久)は2025年2月、新潟国際情報大学(本校:新潟県新潟市西区、学長:越智敏夫)との包括連携協定に基づく次世代向けプロジェクトの一環として、地元の高校生・大学生を中心にアンケート調査を実施しました。
「新潟の好きなところ」「新潟に足りないところ」「新潟に住み続けたいか」について尋ねたところ、673名から回答が寄せられました。
このうち、新潟に最も足りないものは「交通(の利便性)」、次いで「遊ぶ場所」、「発信力」、「観光施設」の順となるなど興味深い結果がまとまりました。
なお、新潟放送のラジオ番組「近藤丈靖の独占ごきげんアワー」2月6日放送回とコラボし、多数のリスナーからも上記質問へのメッセージが集まりました。
新潟放送と新潟国際情報大学は、今回のアンケートデータを2025年度のプロジェクト活動に活かしていく方針です。
【調査概要】
- ◆調査対象
- 新潟国際情報大学、新潟県立巻高校に通う大学生・高校生を中心に全世代の男女
- ◆調査期間
- 2025年2月1日~2025年2月28日
- ◆調査機関
- 自社調査
- ◆調査方法
-
インターネットによる任意回答
(一部は新潟放送のラジオ番組の聴取者を対象にインターネット・FAXによる任意回答) - ◆有効回答数
- 673名(男性359名 / 女性310名 / その他4名)
- ◆回答者の居住地
- 新潟県内656名 / 新潟県外17名
【調査結果サマリー】
*「新潟の好きな所は?」
第1位「食」(391票 58.0%)
主な意見
「新潟は何を食べても美味しい」「基本的になんでも美味しい」「どこのお店でも美味しいお米が食べられる」「他県へ旅行しても、やはり新潟の食べ物は美味しい」「ラーメンがめっちゃ美味しいです」「ラーメン」「タレカツ丼」「笹団子」「海鮮」「せんべいの種類が豊富」「ルレクチェ」 etc
第2位「自然」(163票 24.2%)
主な意見
「自然豊かで空気が美味しく感じる」「海や山が身近にあって、四季を感じることができる」「雪国は美しい」「他県へ旅行しても、やはり新潟の食べ物は美味しい」「冬になると真っ白な景色が広がるのが好き」「夜空。晴れている夜は星がきれいに見える」 etc
第3位「住みやすさ」(36票 5.3%)
主な意見
「ちょうどよい」「田舎だけど田舎すぎない」「時間の流れがゆっくりでとても住みやすい」「居心地がよい」「必要なものを揃えることができる」 etc
*「新潟に足りない所は?」
第1位「交通」(128票 19.1%)
主な意見
「1時間に1本しか電車が来ない」「電車やバスの本数が少なすぎて不便」「最寄り駅まで遠い」「移動手段が少ない」「どこに行くにも車で運転しないと行けない」「交通マナーを守る意識。横断歩道で歩行者がいるのに停車しない」etc
第2位「遊ぶ場所」(119票 17.7%)
主な意見
「いつも遊ぶ場所が同じになってしまうぐらい遊ぶ場所がない」「若者が遊ぶ場所がない」「休日に行きたいと思う場所が少ない」「デートに行くところが3回目くらいからない」「娯楽施設が足りない」「正直どこで遊べばいいかわからない」「友達と遊んでも毎回ご飯を食べに行くだけになってしまう」 etc
第3位「発信力」(83票 12.4%)
主な意見
「県外に向けての宣伝が足りない気がする」「内弁慶にもほどがある」「魅力的なものが多いのに、県外の人がほとんど知らない」「もっと自慢して、アピールしていい」etc
第4位「観光スポット」(82票 12.2%)
主な意見
「県外の人に案内する場所が思いつかない」「新潟と言ったら、ここという場所がない」「他県に知られるような観光スポットが少ない」「冬の新幹線、湯沢までは満員だがその先はがらがら」etc
*「新潟に住み続けたいか?」
「住み続けたい」76.6%
「離れたい」23.4%
*「新潟に住み続けたい理由は?」
第1位「住みやすさ」(189票 37.7%)
主な意見
「住む上で不便はないから」「老後を考えるといい感じの県だと思う」「落ち着く」「人が多すぎない。ちょうどいい感じで住み心地がよい」「家賃が安い」「田舎過ぎず都会過ぎない」etc
*「新潟を離れたい理由は?」
第1位「県外に出てみたい」(48票 30.4%)
主な意見
「都会に住んでみたい」「ずっと新潟にいても同じような生活しかできない」「他の地方も見たい」「都会の便利さがよい」「他の県に住んでみて、自分自身の視野を広げたい」etc
第2位「厳しい天候」(24票 15.2%)
【アンケートデータの引用・転載時のお願い】
参考:新潟放送・新潟国際情報大学の包括連携協定締結について
2024年4月23日、新潟放送と新潟国際情報大学は互いの資産、ネットワークを活用して教育の振興、人材育成に寄与するとともに社会課題の解決、地域の魅力向上に貢献することを目的に包括連携協定を締結。具体的には、2か月に一度のミーティング開催、BSNラジオ番組「いつもあなたとBSN通信」に学生が定期出演、防災をテーマにした縦型のショート動画制作と学園祭での成果発表会(2024年10月)など次世代向けのコンテンツ・情報発信方法も検討している。
- <この件に関する詳しいお問い合わせ先>
- 株式会社 新潟放送
経営戦略室 丹羽(にわ) - ☎:025-267-4111(代表)