◆ 健康立県 目指して
健康づくりに取り組みやすい環境整備へ
新潟県の生活習慣の特徴として、
① 食塩の摂取量が全国に比べて多い
② 1日あたりの歩数が少ない
ということが挙げられます。
5/21(火)新潟市のユニゾンプラザで、私たち新潟県民が健康的に生き生きと暮らすためにはどうしたら良いのかを話し合う「ヘルスプロモーションプロジェクト推進会義」の第1回目が開かれました。
冒頭の挨拶で花角英世 新潟県知事は
「全ての世代の方々が生き生き暮らせる。「健康立県」を目指していきたい。」
とプロジェクトの目的を説明しました。
この日は、県内の福祉団体や、教育関係、経済団体などが集まり、県全体で県民が健康づくりに取り組みやすい環境を作るための連携を確認した他、「食生活」「運動」「たばこ」「早期発見早期受診」「デンタルケア」「生きがい幸福度」6つの分野で、スローガンを立てて、県民に周知していくことが決まりました。
また会議の中では村上市食生活改善推進委員協議会と株式会社ワイエムが連携して行った社員の減塩対策の例や阿賀黎明中学校・高等学校の取り組みなども紹介され、関心を集めていました。
◎ 会議に参加した方の声
新潟県栄養士会・入山八江会長
「食品産業からも、お弁当などで減塩を意識するなどの取り組みもできると思うので、皆でやっていきたいと思います。」
新潟大学・高橋姿 学長
「文化や歴史など、QOL(生活の質)をあげて、健康寿命を充実させようと(大学も)やっていくところなので、ぜひ一緒にやっていきたいと思います。」
今後は、夏に第2回会議を開き、9月には県民運動をスタートさせる予定です。
学校、企業、行政はそれぞれ自分たちの機関で健康寿命をどう伸ばしていくか考えています。
これを機会に垣根を越えて、皆で手を取り合って健康立県の実現に向けて協力していく動きになると良いですね。注目していきたいと思います。
(『 ゆうなび 』 2019年 5月 21日放送)