健康を保つにはコツコツと。日々の積み重ねがダイジ!
雨の日が多く外出も億劫になりがちなこの季節、「体の調子を整える方法」について
ヨガインストラクターの米山直子さんにお話しを伺います。
米山さんは新潟県の魚沼市ご出身。
ご実家は、有名な「きんちゃんハム」を営まれています。
実は米山さん、2016年ミスユニバース新潟代表で、現在は経営者としてもご活躍されている方です。
米山さんが経営されている株式会社UTUKUSIは「内面から綺麗なヒトを広げる」ための会社。
東京の青山のお店で主にオーガニックフードを販売したり、
ご自身が資格を持つ「ヨガ」を、新潟・東京で教えるなどしています。
地元のお寺で月2回開催しているヨガ教室はアットホームな雰囲気で、
毎回多くの方が参加されているようです。
Q.この梅雨の時期、参加者から相談を受けるお悩みなどありますか?
この時期は気候が変わりやすいので、調子を崩される方が多いですね。
自律神経が乱れることでイライラしやすくなったり、
特に女性では夏に向けて腰回りのお肉が気になる、という相談を多く頂きます。
Q.それらを解消する方法をどのように教えられていますか?
イライラしやすいという方は、自立神経の乱れが原因です。
それを改善するためには呼吸を整えることが大切です。
ヨガの呼吸法は
鼻から吸って、鼻から出す
が基本です。
なるべく長く吸って、長く吐くことが大切です。
Q.鼻で呼吸をすると何が良いのですか?
鼻だと、身体を冷やすことなく、呼吸を繰り返すことができます。
口から息を吸うと、冷気も取り込むことになり、身体を冷やす原因になることもあります。
鼻から吸って、鼻から吐くことで、身体を内側からポカポカ温めることができる、
と教室で教えています。
これを繰り返して頂くことで、自立神経が整い精神的に安定したり、
リラックスできる効果が期待できます。
Q.腰回りが気になる方には、どんなことが良いでしょうか?
ヨガと体操をミックスした「おしり歩き」をご紹介します。
これは床か椅子に座ったままでできるエクササイズです。
◎ 床に座った場合
- 脚を真っ直ぐ伸ばして座る
- 足を動かさず、腕を振り、腰を動かしながら、お尻で前へ進んだり、後ろへ下がったりする。
◎ 椅子に座った場合
- 両腕を大きく振る。肩は動かさない。
- 足は動かさず、お腹をお尻に力を入れて、お尻で足踏みするように動かす
お風呂上りやテレビを観ながらでもできます。
私の母も3カ月実践してみたのですが、効果ありましたよ。
Q.他にも効果的なことを教えて頂けますか?
そうですね、「背中で合掌」も効果がありますね。
身体の正面で合掌するポーズはいかにもヨガらしいポーズだと思いますが、
それを背中でやる形になります。
筋肉がかなりついていてやりづらい方もいらっしゃると思いますが、
緊張状態で肩回りが固くなってきて、常に肩が上がっている状態の方もやりづらいと思います。
呼吸を整えて、背中で合掌をし、お尻歩き
という流れですと、身体の上から順にストレッチができますので、
より効果的だと思います。
Q.最後にリスナーにメッセージをお願いします。
健康を保つためには、毎日何かをコツコツと継続することが大切だと思います。
簡単な体操でも、1年2年毎日続けることで効果は表れます。
食べ物も、添加物や白砂糖はなるべく摂らないようにし、
新潟には美味しい野菜がたくさんありますので、毎日しっかり野菜を摂りましょう。
健康寿命の延伸には、日々の積み重ねがダイジ、ということですね!