今回のテーマは、70、80代でも楽しめるサッカーを紹介します。
生涯現役?!「新しいサッカー」の形とはいったい...
■プレーヤーは、オーバー60 ?!
柏崎市のシニアサッカーチーム「OKSソレイユ」。
この日の試合に出場していた選手たちは全員が60歳以上!最年長はなんと88歳です。
皆さんが楽しんでいるのは「エンジョイサッカー」。
いくつになってもサッカーを楽しもうと、2年前にチームが独自に作ったプレースタイルなんだそうです。
■エンジョイサッカーの魅力とは?
エンジョイサッカーでは無理に走ったり、選手同士が接触したりするプレーは禁物!
みんなが「笑顔で帰れるプレー」をする。
メンバーそれぞれが技術や体調をフォローしあい、全員で楽しむというスタイルを確立しています。
■下半身の筋力低下を防ぐことが大切!
高齢者の健康と運動に詳しい新潟医療福祉大学の佐藤敏郎教授は、「特に60代から下半身の筋力や
バランス能力が低下する」と指摘します。
上のグラフは年齢別の筋力低下について表しています。
男女ともに低下の幅が大きいのが下半身の筋力で、「転倒によるけが」が心配。
佐藤教授によると、ふらついた時に「とっさの一歩」が出るかが重要だそうです。
その点でエンジョイサッカーはボールを扱うほか、素早さが必要だったり、体をコントロールする必要があったりするので、いい種目だと佐藤教授は指摘します。
同じサッカー好きな仲間と楽しんで、体を動かす― これが何よりも元気の秘訣ですね。
【放送内容はこちらから】