今回は、にいがたケンジュプロジェクトのメンバーで、舌磨き専用の舌ブラシを製造・販売するSHIKIEN株式会社の宮永部長にお話をうかがいました。

 

○ポイント

・SHIKIENはもともと造園業。2005年に社長の母が「誤嚥性肺炎」で亡くなったことから、

 舌ブラシの製造・販売を始めたきっかけ。

・誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が誤って気道を通り肺に入ってしまうことなどから引き起こされる肺炎。

 それを調べていたところ、口の中の細菌について、さらに、その多くが舌の上に生息し細菌によって様々な

 感染症などが引き起こされていることがわかった。

 そこで、口の中をきれいにすることが大切で、舌磨きは必要不可欠なケアだということから、新潟大学大

 学院医歯学総合研究科の井上誠教授と共同研究し、舌ブラシ「W-1」の製造・販売を始めた。

・新潟大学医歯学総合病院では、要介護高齢者のみならず、多くの患者に対して舌ケアをはじめとした

 口腔ケアの重要性を説明し、口腔ケアの一貫として舌磨きを実践指導している。

 

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