私の姿が見えないとすぐ泣くようになりました。育児をしながら家事をうまくこなす工夫はありますか?(お子さん:6ヶ月男の子)

 

家事をしている時に泣かれるとどうしていいかわかりません。そんな時はどんな風に声をかけて、接したら良いのでしょうか?(お子さん:6ヶ月女の子)

 

○6ヶ月の成長

家事をしている時に赤ちゃんに泣かれると、ママは何にも出来ませんから、本当に困りますね。そこで6ヶ月の赤ちゃんの発達を考えてみましょう。6ヶ月位の赤ちゃんは、ママに相手をして遊んでもらいますと、とっても喜びますし、ママと遊ぶのが大好きです。それと人見知りが激しくなる時期です。この人見知りはママと赤ちゃんとの信頼関係ができているからこそ人見知りをするんです。赤ちゃんにとってママの存在はとっても大きいんですね。ですからママの姿が見えなくなると泣き出すんです。ハイハイができる赤ちゃんですと、ママの姿を求めてどこまでもおいかけていきます。ママはこの時期おちおちトイレにも行けない状態なんですね。

 

○泣いた場合は?

赤ちゃんが泣いた時にはすぐに赤ちゃんを抱っこして、「ご免ね、ママいなかったね」と声をかけてあげてください。決して抱き癖がつくと言って泣いても放って置いたり、「泣き虫ね、ママ泣き虫嫌いよ」と赤ちゃんにあたらないで下さい。赤ちゃんは泣きながら自分の気持をママに訴えていますので、大変でしょうが赤ちゃんを抱っこして、必ず優しいかかわりを持ってあげて下さい。いくら泣いてもかまって貰えない赤ちゃんは、諦めて成長しても何にも親御さんに求めないお子さんに育ってしまいますので、気をつけましょう。

 

○育児をしながらの家事のコツ

ママが家事をしたい時、赤ちゃんをラックに入れて、お気に入りのおもちゃを赤ちゃんに持たせ、声がけをしながら家事をして下さい。ラックに入るのを嫌がる赤ちゃんであれば、おんぶをして家事頑張って下さい。ママにおんぶされ、ママの声が聞こえれば赤ちゃんは大丈夫ですから。家事を完璧にやろうとすると、大変ですのでほどほどにやられてください。赤ちゃんがお昼寝している時に、洗い物や食事の下ごしらえ等が出来る時にはやって下さい。また、パパが帰ってきたら、パパに赤ちゃんを見てもらって、家事の出来なかったものをやったり、パパに家事をやって貰ってください。家事も育児もなにもかも一人で抱え込まないでパパにも手伝ってもらって下さい。夜中に赤ちゃんが泣いて寝不足な時や疲れている時には、赤ちゃんと一緒にママもお昼寝することが大切です!なんといってもママの健康が第一ですからね。