夫の両親と同居しています。義理の父は退職したばかりです。これまでは孫の子育てに無関心でしたが、退職後急に口出しが多くなりました。内容が理解できるものであれば良いのですが、孫の親である私に対して意見したいことを6歳の子に対してきつく言ったりします。そして、それを後で悪いと思うのか・・・子供におもちゃやお菓子を買い与えてしまいます。夫を通じて止めて欲しいと伝えますが、結局、何度も続き困っています。どうしたら良いのでしょうか?(お子さん:6歳/6ヶ月)
○それぞれの愛情表現
おじいちゃまにとって、お孫さんは例えようも無いほどいとおしく可愛いものです。でも、このおじいちゃま、今まで会社でお仕事をされていて、お孫さんやママにあまり関心が無かったのかもしれませんね。会社をリタイヤされ今はフリーになられたので、おじいちゃまの関心がいっきにママやお孫さんに移ったのでしょう。特にママのことがなにかにつけ目に付き、ママに直接言えないので、お孫さんに当たって叱り、後で悪かったと反省し、おもちゃやお菓子を買え与えるんですね。もしかしてこのおじいちゃま、家庭でお孫さんに対しての愛情表現がうまくないのかも知れませんね。
○おじいちゃんの気持ち・・
きっとおじいちゃま、家庭に波風を立てたくなくって、ママに注意したいことを一番言い易いお孫さんに言ってしまうんですね。悪気はまったくないんです。ついつい口から出てしまうんだと思いますよ。でもお子さんにとって家庭は安らぎの場でなければなりません。それなのにお子さんはママとおじいちゃまの板ばさみになり、大人の顔色を見ながら生活しなければなりません。家庭で大人の顔色を見ながらの生活は絶えられないと思いますし、家庭環境としてはあまり良くありません。
○大人たちで話し合いを
ご質問ではパパに話、おじいちゃまにパパから言ってもらっているようですが、同じことを繰り返しているようですね。大変だとは思いますが、ここで子育てについての家族会議を開かれてはいかがでしょうか。最初は話しずらいかもしれませんが、パパから口火をきって貰い、何でも話し合ってください。時にはトラブルかもしれません。しかし、ご家族なんですから、何でも話し合ってお互い悪い所は悔い改め、子育てについて共通理解をを持って、お子さんに温かくかかわって上げられる家庭環境になると良いですね。とても難しいと思いますが、ここはパパに家族の為に頑張ってもらいましょう。
○愛情は物ではなくハートで
おじいちゃまは一番言いやすいお孫さんにあたってしまいます。しかし後で悪かったと反省しおもちゃやお菓子を買い与えるおじいちゃまの気持も解ります。何と言ってもおじいちゃまにとって可愛いお孫さんです。今は物を買い与える愛情表現かもしれませんが、これからご家族で子育てについて何回も話あうことによって、子どもに対する愛情は物を与えることではなく、ハートであることをおじいちゃまじきに気づいてくださるでしょう。