・赤ちゃんは6ヶ月です。とっても可愛くて、かまいすぎて、わがままにならないか心配しています。何でも言うことを聞いているのですが、これで良いですか?我慢、躾は何ヶ月くらいから教えたら良いのでしょうか?

 

・赤ちゃんをしつこくかまいすぎて、嫌われないかと心配しています(保育園未満児)

 

 

○すばらしいママたち!

赤ちゃんが可愛くて仕方ないなんて最高ですね。赤ちゃんの育て方が解らない。夜泣きがひどくってイライラする。離乳食頑張って作ったのに、赤ちゃんが食べてくれず、「もう」と怒ったり、昼は赤ちゃんと二人だけの生活なので、社会から取り残されたような気持になり、この子がいなければと思ったり、児童虐待をしてしまう昨今ですのに、本当嬉しく思います。

 

○かまいすぎで・・わがまま?

赤ちゃんに愛情をかけて可愛がることはとても良いことです。赤ちゃんはママに何かをしてもらいたい時は、泣いて訴えることしかできません。その赤ちゃんの訴えにママは反応してすばやく答えてあげればいいんです。赤ちゃんを育てている時は、過保護はないと思います。赤ちゃんが望んだ事にすべてやってあげる事がすばらしい育児なんです。愛されて育った赤ちゃんは、将来人を信じ愛することができる人間になります。赤ちゃんは可愛がりすぎても、決して我がままにはなりません。しかし可愛いからと言って寝ている赤ちゃんを起こして、遊ぼうとしたり、ママの趣味で着ずらく、動きにくい服装にすると赤ちゃんにとって、迷惑になります。ほどほどにね!

 

○躾のタイミング

躾けは日本人として生きて行くうえで、必要な文化を伝えることなんです。躾けは一歳半を過ぎて2歳に近ずいたお子さんから少しずつ始められると良いと思います。まず、「お早う、頂きます、ご馳走様でした」の挨拶から始めてください。そしてトイレトレーニング、食事はこぼしながらもスプーンやフオーク、そしてお箸で食べる練習をして下さい。衣服の着脱や外に出る時は靴を履いて、家に入る時は靴を脱ぎます。この様な躾けは少しずつゆっくり繰り返して教えてください。こどもの城の巷野悟郎先生はその著書に、躾けは一朝一夕でできるものではありません。長い目で見ることが大切です。躾けは繰り返し教えていって、その子ができるようになるまで待つことです。そしてできるようになった時に認めてあげて褒めてあげれば良いんです。と書かれています。どうぞ気長に繰り返し丁寧に教えてあげて下さい。

 

○幸せな赤ちゃん

ママと赤ちゃんの絆はとても強いんです。ママの愛情をいっぱいもらった赤ちゃんは成長するにつれて、優しく思いやりを持って人を愛することができるお子さんに成長します。今までどうり赤ちゃんをいっぱいいっぱい愛してあげて下さい。