父親が休みの日は、よく一緒に遊んだり、おむつを替えたりしてくれるのですが、「ダメ!」という事をなかなか聞かなかったり、父親に対して「なめているような態度」を取っているように思います。改めさせたいのですが、どうしたら良いでしょうか?(2歳7ヶ月)

 

○積極的なパパ!がんばって!

以前イクメンパパはあまり見かけませんでした。私が保育園に勤務していた頃、園児が160人いる保育園でもイクメンパパはせいぜい2~3人いるかいないかでしたからね。子育ての流れは良い方に前進していますね。このお子さんとママは幸せですね。まさにパパに「有難う」と感謝の気持を持つことが大切ですね。

 

○ヤダヤダ期と重なって・・

このお子さんの年齢を考えますとヤダヤダ期の真っ最中ですし、特に優しいパパに反抗をしてパパを困らせているようですね。でも、お子さんが我儘を言っているように思えても、決して我儘を言っているのではないんです。今、お子さんの自我が芽生え、その自我が順調に成長しているんです。ですからなんでも「ヤダヤダ」とか「ダメ」と言ってパパを困らせているんです。それをパパは温かく受け入れかかわっているんですね。素敵なパパですね。

 

○お父さんへの気持ち

お子さんがパパの言うことを聞かないのは、先に言ったようにヤダヤダ期の真っ最中だからだと思います。お子さんいつも優しくかかわってくれるパパに多少我儘を言っても大丈夫と、安心してしているんでしょう。でも、たとえお子さんがヤダヤダ期であっても、パパに対して舐めているような態度を取るのは良くないですね。そんな時、お子さんを怒ったり怒鳴ったりしないでお子さんに分かる言葉で「その言い方はおかしいよ。間違っているよ。パパにそんなことを言ってはいけないんだよ。いつもパパは〇〇ちゃんと一緒に遊んだり、〇〇ちゃんのお世話を一生懸命してしてくれているでしょう。今度からそんなこと言わないでね。」とお子さんと約束をして下さい。そしてそれを繰り返し繰り返し教えてあげてください。

 

     ご家族からありがとうを!

ご家族の皆さんが日頃からパパに対して感謝と尊敬の気持を持ってかかわれば、お子さんも自然にパパに対して尊敬の気持を持つようになり、舐めるような態度は取らないと思います。ご家族の皆さんがお子さんの前で、いつもパパに「ありがとう」とパパに感謝の気持を伝えていると、お子さんも明るく素直にパパにかかわれるようになれると思いますよ。すべて大人がお手本なんです誰に対してもありがとうと、感謝の気持で接する事ができたらすばらしいですね。