ラジオネーム:ゆなまま (お子さん 6ヶ月)

 

10月から職場に復帰します。

昼間に赤ちゃんから離れることを考えると少しずつ辛くなってきました。

3歳までは自分で面倒を見たほうがいいといわれる事もあります。

何か良いアドバイスをお願いします。

 

Q、ここ最近は働くママが増えて、仕事と子育ての両立は共通の悩みの1つですね?

ママは子供が初めて出来ること・成長を見逃したくないと思うでしょうね・・・

A、今、育休明けで、赤ちゃんと離れてママはお仕事に行くのが辛いという同じ悩みを持

っているママが大勢います。ママは赤ちゃんと離れてお仕事に行くのが寂しいと思う

気持と、辛い気持が広がり、「私がいなくて〇〇ちゃん大丈夫かしら?」と、赤ちゃん

のことが心配になるママの気持とっても良く分かります。かって私も産休開けの最初

の出勤日、「大丈夫かしら?」と、不安と心配で本当に後ろ髪を引かれる思いでした。

それとご質問に書いてある3歳までは母親が育てないと良い子に育たないと言う「3    

歳児神話ですが、子育ては母親一人で子育てをするのではなく、子どもの健やかな成

長は、父親や周りの大人達の温かいかかわりが大切なんです。ですからその心配は要

りません。

 

Q,仕事とのバランスを考えて出産をためらっている女性もいるのでは?

A、本当にそうなんです。育休が取れる会社でも、今、派遣社員でも育休が取れる会社が

少しづつ増えてきています。育児と仕事の両立は難しいと考えて、さっさと仕事を辞

めてしまう人もいるようです。せっかく今迄頑張ってきたお仕事を辞めようと思う前

に、頭を切り替えて仕事も子育ても楽しもうと考えて下さい。家にいる時はお子さん

とかかわるなかで、お子さんの成長を喜び、お仕事をしている時は、働く女性ととし

ての誇りを持ってお仕事をして下さい。そうすると自信になり自ずとファイトが湧い

てくるのではないでしょうか?

余談になりますが、結婚しても出産をためらっている女性が多くいます。6月6日の

新潟日報に、11年人口動態で特殊出生率が横ばいで、1,39です。新潟県の出生

率が1,41で0,02ポイント下がったと載っていました。ですから子育てをして

いる親御さんに、周りの人達が温かい応援をしてあげることが大切なんですね。

 

Q,○歳までは面倒を見たほうがよいなど、理想の形はあるのですか?

A、まったくそんなことはありません。最初に話したように「3歳児神話は昔言われまし

たが、何の根拠もない話です」と、巷野悟郎先生が著書に書かれています。

核家族で両親共働きのお子さんは保育園にお願いしてください。保育園で保育士がお

子さんに温かいかかわりをしてくれます。安心してください。なんの心配もいりませ

ん。

 

Q,育児休業から復帰するときの心得はありますか?

A、そうですね。子育てをする時とお仕事をされる時どちらも、「さあ頑張ろう」と意欲を

もって臨むことができたら良いですね。お子さんを保育園に預けたら、保育士にまか

せ、ママはお子さんを迎えに行くのを楽しみに、お仕事に集中され頑張って下さい。

お仕事が終わってお子さんを保育園に迎えに行った時「お帰り、会いたかった。」と、

お子さんを抱きしめ、後はお子さんとのかかわりを大切にして下さい。大変だと思う

と本当に大変になります。子育ては気負わず、頑張り過ぎない程度、ほどほどが良い

ですよ。