ラジオネーム:あらくんママ (お子さん 2ヶ月)
質問:肌が感想しています。自宅でできる簡単なケアがあれば教えてください。
Q,冬は乾燥して大人でもトラブルになりやすいものですが、赤ちゃんも同じ?
A,そうですね、冬はエアコンやファンヒーターを使いますので、お部屋の空気が乾燥し
ます。そうすると、どうしても乾燥肌になってしまいます。昔はストーブの上にやか
んを置いていましたので、湿度が一定に保たれていて、今ほど乾燥しませんでした。
Q,赤ちゃんの乾燥肌、大人との違いは?
A,赤ちゃんの皮膚は未発達で、デリケートです。それに赤ちゃんは、皮膚の新陳代謝が
活発に働いていて、皮下脂肪が厚いので体温は大人より一度位高いです。
ですから大人よりも洋服は薄着で良いですね。薄着だと動きやすく運動ができますし、
日光を沢山浴びることができます。お日様の光を沢山浴びることによって、赤ちゃん
の骨や筋肉が発達します。それと赤ちゃんの居るお部屋ですが、温度は20~23度
を保ってやり、それ以下に下げないで下さい。湿度も50~60程度に保ち、時には
窓を開けて、お部屋の空気の入れ替えをして下さい。そのように言いますと、加湿器
を用意される方がおられますが、加湿器は水蒸気を噴射するのと一緒に大腸菌等の細
菌が出る事が知られています。ですから加湿器はお勧めできません。
Q,では具体的なケアの方法は?
A,赤ちゃんにベビーマッサージをしてあげて下さい。暖かいお部屋でママの手で、赤ち
ゃんの手と足から順々に優しくマッサージをしてやると、赤ちゃんは気持が良いので
良い子でマッサージをして貰っています。マッサージ用にベビーオイルも市販されて
いますが、アトピ-やアレルギーの赤ちゃんもいますので、ベビーオイルは使用しな
くて良いと思います。
Q,乾燥しない環境作りも大切でしょうか?
A,そうですね、先程言いましたように、赤ちゃんの居るお部屋は温度、湿度、室内の空
気の入れ替え。そして、冬に不足しがちな運動をすることです。ベビー体操をやると
心地よい汗をかくことができると思いますよ。ちなみにベビー体操は、ママが赤ちゃ
んの両手を合わせて口もとへ持って行き、それをもとにもどします。それを数回繰り
返したら、ママの手のひらで赤ちゃんの体をよーくさすってください。それから赤ち
ゃんをうつ伏せにして、ママがガラガラを鳴らすと、赤ちゃんは音のするほうに頭を
向けます。次にうつ伏せにした赤ちゃんの胸の下に、丸めたタオルを入れ、声がけを
して下さい。声のするほうへ頭を上げます。最後は赤ちゃんをうつ伏せのままママが
抱きかかえ、ゆーらゆーら揺らしてやると、赤ちゃんきっと喜ぶと思いますよ。試し
てみて下さい。