ラジオネーム:ひよこママ (お子さん 2歳1ヶ月)
発語が少なく、病院で半年遅れと診断されました。この時期は個人差が大きいので様子を見ようといわれています。
この子が苦労するのではないかと考えると育児に前向きになれません。母親として私の」心持を教えてください。
Q,ひよこママさんは病院で診断を受けたということですが、一般に言葉の遅れとは?
A、お子さんの言葉の発達についてのご質問ですね。お子さんの言葉の発達は、病院のお
医者様に言われたとおり、個人差がとても大きいんです。一般的に言って生後7ヶ月
頃より赤ちゃんは、「アーアー」とか、「ブーブー」と言ったなん語が話せるようにな
ります。1歳を過ぎますと一語文いわゆる単語ですね。「マンマ」とか「ウンマ」等が
言えるようになります。そして2歳近くになりますと、個人差はありますが2語分「ブ
ーブー来た」とか「うんまほちい」等が言えるようになります。それと、男の子と女
の子でもかなり違います。男の子ですと言葉の発達は女の子より遅いようです。お子
さん、まだ2歳1ヶ月ですので、本当に言葉の遅れがあるかどうかなんて、分からな
いと思います。
Q,病院でいわれたとおり、この時期は個人差があるんでしょうか?
A,そうなんです。病院で半年言葉の遅れがあると言われたそうですが、お子さんまだ2
歳1ヶ月です。2歳後半になってから、言葉が著しく発達するのではないかと思われ
ます。お子さんがお話ができなくても、ママやパパの話す言葉を理解していますか?
理解できていれば心配いりません。私の知り合いのお子さんで2歳半を過ぎても言葉
がでてこないと、心配されていましたが、そのお子さん親御さんや周りの大人の話す
言葉の意味はみんな分かっていると言っていましたので、その方に「大丈夫、心配い
りませんよ。近いうちに湯水のごとく一揆に言葉がでてきますよ。」その時にそう話を
していました。それから数ヶ月後、お子さんの口から言葉がでてきて、「今ではうるさ
いくらいお喋りになり、心配していたのが嘘のようです」と、言っておられました。
Q,様子をみるということですが、この間ママがお子さんにしてあげられることは?
A,お子さんに、無理にママが言って欲しい言葉を何回も言わせようとしたり、質問攻めに
したり、話す練習はしないことですね。むしろお子さんに親御さんや周りの大人が、
温かい言葉がけをいっぱいしてやることによって、お子さん親御さんや周りの大人の
使っている言葉を聞き、その真似をしていくうちに、次第に言葉が話せるようになり
ます。
Q,「子育てに前向きになれない」ということですが、むしろママが心配ですね・・・
ママへのアドバイスは?
A,そうですね。お子さんよりもむしろママの方が心配ですね。お子さんの言葉について
病院は、様子見の段階です。何回も言いますが、お子さんの言葉の発達は、個人差が
大きく分かりにくいものです。ママがお子さんのことを心配され、気持ちが暗くなっ
ていると、以心伝心で、お子さん益々言葉を話さなくなります。親御さんであればも
ちろん不安はあると思います。しかし、前向きの姿勢で「その内言葉はでてくる」と、
信じてお子さんに対応してあげて下さい。3歳になっても中々言葉がでてこない時に
は、前に行かれた病院もしくは新潟市中央区の新潟市幼児ことばとこころの相談セン
ターにアポイントをとってから行かれて下さい。ちなみにTELは、025-231
-6178です。