ラジオネーム:なし (お孫さん 1歳、2歳、3歳、5歳、)

質問:

夕食時に友達と仲良くしたか、けんかしなかったかなどを聞きます。三歳の孫はいつも同じ事を聞かないで!と言います。

これも反抗期なのでしょうか?

 

Q,そもそも反抗期とは?

A,今迄ママや周りの大人から身の回りのお世話をして貰っていたお子さん。成長し自我

が芽生え、何でも「自分で、自分で」と言ってやろうとして、できないと泣いてしま

います。また、スーパーにお買物に行って自分の欲しい物があると、「買って、買って」

と言って駄々こねをして、買ってくれるまで大泣きし、時にはひっくり返ってカンシ

ャクを起こしたりします。これを第一反抗期、別名イヤイヤ期とも呼んでいます。

この反抗期が始まるのは、親御さんとの信頼関係がしっかりできている事と、お子さ

んの自我が芽生えたからなんですね。反抗期はお子さんの心の成長の一つなんです。

 

Q,何歳くらいから反抗期が始まるのか?

A,このイヤイヤ期は個人差があります。1歳6ヶ月を過ぎた頃から始まるお子さん。

一般的には2歳くらいから始まります。3歳、4歳になってから始まるお子さんと、

個人差はとても大きいんです。

 

Q、この質問のお孫さんは反抗期?

A,そうですね。反抗期とは少し違うように思います。お孫さんは日頃おじいちゃまに、

可愛がって貰っていますので、安心して自分の思っていることを何でも言えるんだと

思います。ですからおじいちゃまに対して「何時も同じ事を聞かないで」と言うんだ

と思います。でもおじいちゃまとしては、お孫さんが可愛くって、何時もお孫さんの

ことを思っているからこそ、毎日同じ事を聞くんだと思いますよ。おじいちゃまの気

持とっても良く分かります。私も孫に会った時、何時も同じようなことを聞いていま

すからね。

 

Q,このケースの場合、おじいさまはどのように対応したらよいのか?

A,おじいちゃまはお孫さんに正直に「○○ちゃんが大好きだから、○○ちゃんがお友達

にいじめられなかったか、意地悪されなかったか、反対に意地悪しなかったか心配し

ているからなんだよ。○○ちゃんがお友達と元気に仲良く遊んでくれればいいな~ぁ

と、いつも心で思っているから、毎日同じ事をきいてしまうんだよ。だから毎日同じ

事を聞かないでなんて言わないで、聞いたことに答えてくれると嬉しいな。」と、お孫

さんに話してください。その上でお孫さんにする質問の内容を少し考えてみてはどう

でしょうか?「今日は保育園で何して遊んだの?」とか、「お友達はだれがいるの?」

「大好きなお友達は誰?」「保育園で一番楽しい事はなあに?」「お友達と何をして遊

ぶのが好きなの?」「今日は先生と何をしたの?」「今日の給食とおやつ何んだった?

美味しかった?」等。そこにおじいちゃまがいつもお孫さんにされていた質問の内容

を入れたりし、その日によって質問を変えてみて下さい。質問を変えることによって

お孫さんの保育園の様子が良く分かりますし、お孫さんは、「毎日同じ事を聞かないで」

とは、言わなくなると思いますよ。