ラジオネーム:ユッキー(お子さん 0歳、2歳) 

質問:

2歳の長男がイヤイヤ期で、相手をしている時間が長くなると0歳の次男の相手ができなくてもどかしく感じます。

複数の子供を相手にする時のポイントを教えてください。

 

 

Q,改めて、イヤイヤ期とは?

A,イヤイヤ期は何でも自分の思うようにならないと、「ヤダヤダ」と言って駄々をこねた

り、床に寝転がって足をバタバタし大泣きをして我儘を通そうとします。これはお子

さんに自我が芽生え始めたんです。このイヤイヤ期があるのはお子さんと親御さんと

の愛着関係と信頼関係があるからなんです。

このイヤイヤ期が始まるのは、早いお子さんで1歳6ヶ月頃より始まります。平均的

には2歳頃から始まり3歳位までにおさまります。遅いお子さんですと4歳頃から始

まるお子さんと個人差はとても大きいですね。

 

Q,イヤイヤ期にうまく対応する方法は?

A、お子さん気に入らないことがあると、大泣きをすると思いますが、親御さんはあわて

たり大声でお子さんを怒ったりせずに、落ち着いてお子さんが泣き止むまで待ってあ

げて下さい。お子さんが泣き止んだら、大変だとは思いますが、お子さんを抱っこし

て「公園に行きたかったんだよね。分かったよ。」と言って、まずお子さんの気持ちを

受け止めて下さい。その上で「でもね、ママこれからご飯を作らなければならないの。

お兄ちゃんがママのお手伝いしてくれると嬉しいな」と、言ってお兄ちゃんに気分転

換をはかって下さい。お兄ちゃんがお手伝いをしてくれたら、お兄ちゃんをいっぱい

褒めてあげて下さい。その時にはもう公園に行きたいと言うことは、忘れています。

 

 

Q,生まれたばかりのお子さんがいると、より大変そうです。2人のお子様とうまく付き合うには?

A,お子さん二人ですとママはとても大変ですね。一人はイヤイヤ期ですし、もう一人は

0歳ですものね。そうですね~ぇ。まず上のお兄ちゃんの気持ちを受け止めながら、 

お兄ちゃんに、できるだけ赤ちゃんのお手伝いをしてもらって下さい。

赤ちゃんのおむつ交換の時に「お兄ちゃん、○○ちゃんのおむつを取り替えるからお

むつを持ってきて欲しいんだけど、持って来れるかな?」と言い、お兄ちゃんがおむ

つを持ってきてくれたら、「有難う、お兄ちゃんがお手伝いしてくれるからママ助かる

わ」と、お礼を言ってお兄ちゃんを褒めてください。赤ちゃんには「お兄ちゃんがお

むつを持ってきてくれたんだよ。優しいお兄ちゃんで良かったね」と言って、おむつ

を交換して下さい。そしてできるだけお兄ちゃんに赤ちゃんのお世話のお手伝いをし

て貰い、お兄ちゃんには兄としての自覚が持てるような対応をしてやることが大切だ

と思います。それと同時に赤ちゃんが寝ている時には、お兄ちゃんを抱っこして絵本

を読んであげたり、くすぐりっこや肩車ををしてスキンシップをいっぱいとって下さ

い。

 

Q,イヤイヤ期を上手く乗り越えるとお兄ちゃんらしくなりますか?

A、そうですね、イヤイヤ期のお兄ちゃんの気持をしっかりと受け止め、かと言って我儘

には妥協しないで泣き止むまで待ってやり、自分の力で乗り越えていくことを繰り返 

し、積み重ねていく体験をさせていくことが大切ですし、先程言ったように、お兄ち

ゃんに赤ちゃんのお手伝いをしてもらい、できたらその都度褒めてやり、兄としての

自覚を育み、弟をいたわることができる優しい気持を育てていくことが大切だと思い

ます。