今日は元旦ということで、お子様とのお正月の過ごし方についてなど
様々なお伺いします。
Q,お正月の遊び、日本には昔から様々な遊びがありましたね?乙川先生の思い出の
遊びはありますか?
A,そうですね。私の子どもの頃は、お正月になると晴れ着、着物を着せてもらうのが嬉
しくって、着物を着せてもらうと近所のお友達に見せに外にいきましたね。お友達も
着物を着てお互いに見せ合って楽しんでいました。それとですね、私の子どもの頃の
お正月の遊びは、月並みですが炬燵に入ってカルタ、すごろく、福笑い、百人一首の
坊主めくりですね。また、雪のないお正月には凧揚げやこま回し、それと竹馬を父に
作ってもらい、竹馬もしましたね。雪が沢山降った時には、雪合戦や雪だるま作り、
そして、これも父に作ってもらって遊んだそりですね。昔はみかんは木の箱に入って
いましたので、空になったみかん箱に、子どもがスキーに使う細い竹の棒を2本買っ
てきて、竹の棒の先を火で炙り少しカーブをつけてスキーらしく形作り、その竹の棒
をみかん箱の後ろに釘で打ち付けたそりですが、そのそりに乗って雪の滑り台で滑っ
て遊びました。とっても楽しかったですよ。
Q,家族一緒に、お正月ならではのお子さんと楽しめる遊びはありませんか?
A,お正月は親御さんもお仕事お休みの方も多いと思われます。ご家族皆さんでこま回を
楽しんでは如何でしょうか?2歳までのお子さんは、手で回すこまで遊んで下さい。
3~5歳のお子さんはこの機会に、紐こま回しを教えてあげては如何でしょうか?
まず親御さんがお子さんに、こまを回して見せ、お子さんがこま回しに興味を示した
ら、こまの紐の巻き方を教えてやり、お子さんがこまの紐の巻き方の練習をし、上手
く巻けるようになったら、いっぱい褒めてやり、次に紐ごまの持ち方、投げ方をお子
さんの手を取って、こま回しのこつを教えてあげて下さい。お子さんがこまを回せた
ら、お子さんと一緒に喜びお子さんの頑張りを褒めてあげて下さい。お子さんは親御
さんが上手にこまを回す姿を見たり、こま回しを教えてもらうことによって、親御さ
んに尊敬の念を抱くでしょうし、将来お子さんにとって、親御さんとのとっても良い
思い出になるのではないでしょうか?
Q,お正月はお休みの方も多いと思います。この機会に読んであげたいおすすめの絵本などありますか?
A、そうですね、お正月ですのでお子さんの年齢にもよりますが、岩崎京子さんの12支
のはじまりや瀬田貞二さんの再話でかさじぞう、そしてウクライナの民話でてぶくろ
等の絵本をお薦めします。これらの本をお子さんに読んであげる時、お子さんを親御
さんのお膝に抱っこして、声色は使わないで親御さんの普通の声で読んであげて下さ
い。お子さんこの時がまさに至福の時ですからね。
Q,子育てにお休みはありません!いつも頑張っているママには少し休息もあげたいですね。
A、本当ですね。ママの休息日大切です。お正月のパパのお休みの日に、何時も忙しい
ママに時間を作ってやり、ママがお友達とランチをし、お喋りが沢山できたら良いで
すね。ママが留守の間、お子さんとパパとカルタやトランプをして遊んだり、時には
パパに肩車をしてもらえたら、お子さん最高に幸せを感じ、よりパパを大好きになる
と思いますよ。