ラジオネーム:  ちゃんちんさん (お子さん5ヶ月)  
          Yママさん  (お子さん6ヶ月)

質問:抱っこしてあげないと、すぐに泣くので常に抱っこしています。
     いつも抱いてあげていていいのでしょうか?
     何かいい方法はありますか?

 

Q: この頃の赤ちゃんは、どのような成長過程にあるのでしょうか?


A: 5~6ヶ月の赤ちゃんは、ママに対してして愛着を示すようになります。
  ですからマ  マが見えなくなると泣いて、ママに抱っこして欲しいと
  求めます。抱っこして貰うと安心して泣きやむのがこの時期の赤ちゃん
  の特徴なんです。そして赤ちゃんは甘えながら人間関係を育み、依存
  しながら信頼関係を学んでいくんです。

 

Q: 抱きぐせ、といいますが、こういった癖はつくものなのですか?


A: 昔は抱き癖がつくから、赤ちゃんが泣いても抱かない方が良いと言った
  時代も有りました。しかし、今は抱っこしてあげた方が赤ちゃんの
  心身の発達にとって良いですよ。と、言われています。
  赤ちゃんはママに抱っこされることにより、安心し心が安定するんで
  す。5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんに親御さんの優しい関わりと
  スキンシップが一番なんですね。ですからママは心配しないで、
  赤ちゃんを抱っこしてあげて下さい。

 

Q: お母さんは疲れている様子ですが、なにかいい方法はありますか?


A: ママが忙しくない時に、赤ちゃんが泣いたら「ママに抱っこしてほしい
  のね。○○ちゃんはママが大好きだものね」と言って抱っこしてあげて
  下さい。しかし、忙しい時に赤ちゃんが泣いたら、赤ちゃんをラックに
  乗せ、ママがお仕事をしている側においてお仕事をしながら
  「ちょっと待っててね。今ママご飯作っているからね。ご飯できたら
  抱っこしてやるからね。おりこうさんね。もう少しだからね。」と
  言葉かけをしながら、お仕事を済ますことです。
  赤ちゃんが泣き止まない時には、大変だとは思いますがおんぶをして、
  言葉かけをしながらお仕事をして下さい。
  しかしママが疲れている時に赤ちゃんが泣いたら、「眠いのね、ママと
  一緒にお昼寝しましょうね」と言って、ママも赤ちゃんと横になって
  休んで下さい。

 

Q: これからどのように成長していきますか?

  また、今後のアドバイスもお願いします。


A: 赤ちゃんは日々成長しています。心配いりません。
  赤ちゃんが抱っこを求める時期はあっと言う間です。先日新潟日報の
  窓欄の投稿に、子育ての四訓が載っていました。
  1、乳児はしっかり肌を離すな。2、幼児は肌を離せ。手を離すな。
  3、少年は手を離せ。目を離すな。4、青年は目を離せ。心を離すなです。
  赤ちゃんから青年になるまでのお子さんへの親のかかわりです。
  その内ママがお子さんを抱っこしたいと思っても、抱っこを求めなくなり
  ます。ですから、今ママはとっても大変だとは思いますが、あまり神経質
  にならずに、抱っこしてあげられない時には、おんぶをしたりママの側に
  お子さんをラックに乗せてお子さんに言葉かけをしながらお仕事をされて
  下さい。もう少しの辛抱です。