ラジオネーム: 鈴木ママ (お子さん5ヶ月)
質問:先日、支援センターにパパと娘と3人で行ってきました。
パパが張り切って遊ばせ、娘がミルクを戻してしまいました。
体を使ったいい親子遊びはないでしょうか?
Q:親子遊びの目的、また親子遊びにいいところは?
A:親子遊びをする事によって、目と目を合わせて話かけたり、くすぐりっこを
してスキンシップやアタッチメント等をすることによって、お子さんとの
愛着関係が育まれます。5ヶ月の赤ちゃんの心と体の成長にとって、
親子遊びはとても大切です。
Q:5ヶ月ぐらいのお子さんの親子遊びはどんな遊びですか?
A:親子遊びと言っても、特別な遊びではなくガラガラを振って見せたり、
わらべ歌や手遊び、いないいないばあ、そして絵本を読んであげて下さい。
ガラガラは赤ちゃんの手に持たせて、赤ちゃんの手にママの手を添えて、
ママが歌を歌いながら、ガラガラを振って下さい。わらべ歌や手遊びの時は、
赤ちゃんをママのお膝の中に入れて、ママと向かい合って、赤ちゃんの
片方の手を取って、「1本橋こちょこちょ、叩いてつねって、階段登って
こちょこちょ。」と、ママがやってやると赤ちゃん、きっと喜ぶと思います。
手遊びでは、バクバクさんが来たよ、バクバクさんが来たよ、
こちょこちょこちょ。これはバクバクさんで両手の親指と他の指をパクパク
させます。来たよで手を叩きます。これを繰り返し、最後に赤ちゃんの
脇の下をこちょこちょと、くすぐって下さい。
赤ちゃん声を上げて喜びます。同じく手遊びですが、ひぃつきもっき、
ひぃつきもっき、頭がひぃついた、ひぃつきもっき、ひぃつきもっき、
ほっぺがひぃついた、ひぃつきもっきもっき、ひぃつきもっき、
お腹がひっいたです。このひぃつきもっきは手をぱちんと1回叩き、
次に赤ちゃんの両手とママの両手を合わせて叩きます。これを繰り返して
やり、頭がひっいたで、ママの頭と赤ちゃんの頭を付けて下さい。
次にほっぺがひっいたで、ママと赤ちゃんのほっぺを付けて下さい。
そしてお腹がひっいたでママのお腹と赤ちゃんのお腹をつけて下さい。
これらのわらべ歌や手遊びはママと赤ちゃんとのスキンシップが取れる
とっても良い遊びです。特に赤ちゃんをくすぐると、とっても喜びます。
いないいないばあ遊びですが、赤ちゃんに毎日繰り返してしてやっていると、
赤ちゃんの心が育ち、赤ちゃんの心の世界が広がります。
つまり赤ちゃんといないいないばあを毎日することによって、赤ちゃんの
想像力が育つんですね。
Q:どんな声をかけながら遊んだらいいですか?
A:赤ちゃんの耳はとてもよい耳をしています。大きい声はいりません。
小さな声で明るい笑顔で楽しそうに赤ちゃんに声をかけながら、遊んで下さい。
Q:赤ちゃん5ヶ月ですのでまだお座りもできません。ハイハイもできませんので、
ママやパパが高いたかいや赤ちゃんを斜めに抱いて、飛行機ブンブンをして
あげて下さい。あとは先程言ったわらべ歌や手遊びと、絵本を読んであげる事
ですね。どうぞ赤ちゃんと親子遊びをいっぱい楽しんで下さい。