ラジオネーム: みいにゃん (赤ちゃん3ヶ月)
質問:寒い季節に風邪をひかせないためにはどうしたらいいのでしょうか?
注意や予防法があれば教えてください。
Q:赤ちゃんは「免疫」というのはあるのですか?
A:はい、あります。生まれたとき母親から貰ってきた免疫があるんです。
その母親から貰ってきた免疫も、生後6ヶ月頃からだんだん免疫力が弱くなり、
1歳になると母親からの免疫力はほとんど無くなります。ですから6ヶ月未満の
赤ちゃんはあまり風邪をひいたり、インフルエンザ等の感染症に罹りにくいんで
す。
Q:症状にもよると思いますが、風邪をひいてしまったらどうしたらいいですか?
A:まず日頃から赤ちゃんの熱をはかり、平熱を知っておく事が大切です。
症状として熱も無く鼻水だけで、顔色も良くおっぱいも良く飲んでくれるようで
あれば、心配はいりません。お部屋の温度も22~23度を保ち、湿度も60位に
し、温かくして上げて下さい。しかし熱が37,5度以上でたり、下痢便だった時
には直ぐに小児科医に受診され、お医者様の指示にしたがって下さい。
今年はインフルエンザやRSウイルスによる感染症が流行していますからね。
それと、熱が無くても元気が無く、顔色も悪くおっぱいも飲んでくれず、
赤ちゃんがぐったりしている時には、直ぐに小児科医に受診されて下さい。
無熱性肺炎のこともありますからね。
Q:お風呂に入れてもいいですか?
A:症状として熱がなく鼻水だけで顔色も良く、元気でおっぱいも良く飲み、便も
正常であれば、お風呂に入れてもかまいません。しかし、熱が37,5度以上
あった 時や、熱が無くても元気が無く、おっぱいもほしがらない時は、
お風呂はひかえたほうが良いですね。
お風呂に入るとどうしても体力を消耗しますのでね。
Q:予防できることはどんなことですか?
A:できるだけ人込みの中には赤ちゃんを連れて行かないことですね。
人混みは空気が悪く、雑菌がいっぱいですからね。それとママが風邪をひくと、
赤ちゃんに風邪がうつってしまいます。ですからママは手洗いうがいをまめに
おこなって下さい。そして日頃から赤ちゃん、薄着の習慣をつけておきましょう。
目安は洋服を大人より一枚少なめに着せてください。寒いからと言って洋服を
沢山着せると、赤ちゃんは大人より体温が高く、新陳代謝が激しく汗をかき、
その汗が冷えて風邪をひいてしまいますので注意しましょう。
Q:お母さんが風邪をひいてしまった場合、母乳をやめた方がいいですか?
A:ママの体調にもよりますね。ママに高い熱がでた時や下痢をしている時には、
やはり授乳は止めたほうが良いですね。大変かもしれませんがこんな時は、
ミルクにきり替えて下さい。インフルエンザやノロウイルスによる感染症に
罹っている場合も有りますからね。でも不思議なんですがママは赤ちゃんに
授乳している時は、何故か風邪をひかないんです。やはりママは母親として
赤ちゃんにおっぱいをやらなければならないと言う強い気持からだと思います。
ですからママは赤ちゃんに授乳されている時は、栄養バランスの取れた食事を
しっかり摂取され、できるだけ睡眠を十分に取ることですね。