ラジオネーム: もぐもぐさん (お子さん3歳)
質問:小さいころからあまり絵本を読んであげなかったので、あまり絵本が
好きではないようです。今から絵本を好きにさせるにはどうしたらいい
でしょうか?
Q: 小さいころからの絵本の読み聞かせは大事ですか?
A: とっても大切です。赤ちゃんの頃からママのお膝に抱っこされ、ママの生の声で
絵本を読んでもらうのは、赤ちゃんにとってまさに至福の時間ですね。
Q: 絵本の読み聞かせをすると、どのような効果があるのでしょうか?
A: 赤ちゃんの頃から絵本を読んでやっていると、親子のアタッチメント、愛着関係が
できます。毎日絵本を読んで貰っていると、赤ちゃんやお子さんの想像力と感性が
育ちます。赤ちゃんやお子さんが成長すると、今度は読書の習慣が身につきます。
ママが絵本を読んであげている時は、こわいろは使わず、普通の声で読んであげる
ことが大切です。それと、新潟市ではお子さんが満1歳の歯科検診の後、
ブックスタートします。このブックスタートは、ママに林明子さんのおつきさま
こんばんわ、平山和さんのくだもの、松井のりこさんのじゃあじゃあびりびりの
中から一冊セレクトして貰い、その絵本がプレゼントされます。
また、図書館司書の方やボランテアの方が、お子さんとママに絵本を読んで
下さいます。しかし、お子さん歯科健診の後なので、泣いているお子さんも
おります。そんな時図書館司書の方やボランテアの方は、ママに絵本の読み方や
図書館の利用方法を教えてくださるそうです。泣いてないお子さんとママに、
図書館司書の方やボランテアの方が絵本を読んで下さいます。
お子さんが絵本に興味を示し、絵本をジーと見ている姿を見て、ママはこんなに
絵本を熱心に見てくれるなら、自分もこれから毎日絵本を読んでやろうと思い、
絵本を毎日読んでやっているママもいるそうです。
Q: 絵本を好きになってもらうにはどうしたらいいでしょうか?
A: ママはお子さんが絵本に興味を示さなくても、心配しないで下さい。
お子さんがお昼寝をする時や夜寝せる時に、毎日1冊づつ絵本を読んであげて
下さい。毎日絵本を読んで貰っているうちに、お子さん絵本の楽しさや面白さが
だんだん分るようになり、絵本が好きになりますよ。
ママはお子さんに絵本を読んであげる時、絵本を選ぶと思いますが、
ダイジェスト版や、デズニーの絵本は選ばないで下さい。ダイジェスト版は
内容が原本と違う物になっています。デズニーの絵本は、色彩は綺麗ですが
絵がよくありません。それに内容が、ダイジェスト版と同じで、原本と
まったく違うものになっています。
Q: 先生のオススメ絵本を教えてください。
A: このお子さん3歳ですので、私のお薦め絵本は、中川李枝子さんのぐりとぐら
シリーズ、エリックカールのはらぺこあおむし、マーシャブラウンの三びきの
やぎのがらがらどん、トルストイのおおきなかぶ、筒井頼子さんのはじめての
おつかい、水沢謙一さんのさんまいのおふだ、モンゴルの民話でスーホーの
白い馬、ウクライナ民話でてぶくろ等が私のお薦めの絵本です。