ラジオネーム:かなっぺ さん (お子さん:4ヶ月)

 

質問:これからの季節、外で過ごす事もおおくなりますが、赤ちゃんの

   日焼け止め対策はどのようにしたらいいでしょうか?

   月齢が低いので10分ほどの散歩の時は日焼け止めを

   塗っていません。こまめにケアした方がいいでしょうか?

 

Q: 最近はどういった考え方なのでしょうか?

A: 昔は赤ちゃんの皮膚を日光に当てると、くる病にならない、骨が丈夫になると

  言って手首、足首から順番に赤ちゃんの体に日光に当て、次に腕の肘までと、

  足の膝までといったように、すこしづつ日光に当てる範囲を広げ、最後はおむつを

  外して赤ちゃんの皮膚が丈夫になるように、日光浴をしていました。

  しかし今は紫外線で、皮膚癌になるとか、白血病になるなどのリスクがあるため、

  日光浴を余りしなくなりました。その結果ビタミンDが欠乏して、くる病になる

  赤ちゃんが増えたようです。

 

Q:赤ちゃんの紫外線対策はいつ頃から始めたらいいですか?_

A: 日光浴と外気浴は、2ヶ月頃の赤ちゃんから始めるのがよいでしょう。

  一番良いのは春の温かい日から、先程言いましたように日光浴の1日目は手首、

  足首まで。それを2~3日つづけ、次に手の肘、足は膝までといったように、

  皮膚を日光に当てる部分を徐々に広げて下さい。でも日光浴をする時は、

  紫外線の事もありありますので、せいぜい15分~20分位にしましょう。

  それと紫外線が赤ちゃんの目に入らないように、注意しましょう。

  外気浴は赤ちゃんをバギーに乗せて、春の温かい日差しの中を散歩して下さい。

  緑の沢山ある公園に散歩できたら、空気も澄んでいて、自然に恵まれ最高ですね。

  夏の外気浴は朝の涼しい時間帯や、夕方をお薦めします。

  この時は、つばの大きい帽子を被せ手下さい。

  次に赤ちゃんの紫外線対策ですが、やはり2~3ヶ月の赤ちゃんで、外気浴に

  出掛ける時には、赤ちゃんにつばの広い帽子を被せ、紫外線が強いと思われた日

  には、手や足等肌の露出している部分に、乳児用の日焼け止めの保湿クリームを

  2~3時間おきに塗ってあげて下さい。それと赤ちゃんの皮膚の新陳代謝を

  活発にするトマト等の夏野菜を離乳食に取り入れて、食べさせてあげて下さい。

 

Q: どんな日焼け止めを選べばいいでしょうか?

A: 乳児用の日焼け止めクリームを買う時には、ママは薬局の薬剤師の方に4ヶ月の

  赤ちゃんの日焼け止めの保湿クリームは、どれが良いかよく説明を受けてから、

  赤ちゃんの肌にあっていると思われるものを買いもとめて下さい。

 

Q: これから水遊びやレジャーも増えてきます。注意する事を教えてください。

A: 夏の暑い日に水遊びをする時には、直射日光はさけ、パラソルを用意して、

  できるだけ日陰で遊ばせて下さい。レジャーに連れて行かれる時は、

  もちろん大きなつばのついた帽子を被せ、乳児用UVカットの保湿クリームを

  2~3時間おきに塗ってあげて下さい。衣類は木綿や麻の洋服を着せて下さい。

  それと水分補給ですね。汗をかきますので、汗拭きタオルと着替えがあると

  良いですね。