ラジオネーム:ワイワイ倶楽部編集室さん
質問:お嫁さんが育児休暇明けで私が赤ちゃんをみることになりました。
30年ぶりの子育てです。何から何まで初めてのことで・・・
どうしたらいいでしょうか?
Q: おじいちゃん、おばあちゃんが孫を見ている、という話はよく聞きますね。
A: おばあちゃまにとって、お孫さんはとっても可愛く、大切な宝物と思って
いらっしゃると思います。しかし、お孫さんを親御さんに代わってお世話を
することは、お孫さんの命を預かる訳ですから、責任重大ですし、体力的にも
大変だと思います。でもお孫さんには育つ力があります。おばあちゃまは
赤ちゃんに寄り添い赤ちゃんと共にもう一度子育てを楽しんで下さい。
Q: 何から何まで初めて・・・先生、どうしたらいいですか?
A: 少子化と核家族化がどんどん進んでいる今、30年ぶりの子育てですと、
おばあちゃまが子育てをしていた頃とやり方が、だいぶ変わっていると
思います。おばあちゃまはお孫さんを預かる前に、ママと子育てについて
話し合いをして下さい。例えば赤ちゃんの生活リズムはどうなっているのか、
母乳又はミルクの取り扱い方について、離乳食はどんな物をどんな風に作って
食べさせたら良いか、衣服はどうか等について事細かに聞いて、できるだけ
ママがやって欲しい子育てになるよう頑張りたいと伝えて下さい。
そうするとママは安心してお仕事に行けると思います。それと、ママに
赤ちゃんの1日の流れについて、紙に書いて貰えると良いですね。
Q: どんな事に気を付けて赤ちゃんと過ごしたらいいでしょうか?
A: おばあちゃまがおっしゃるように、赤ちゃんに愛情をいっぱいかけてお世話
してあげると、赤ちゃんは健やかに成長していくんです。おばあちゃまは
お孫さんを預かる事に緊張したり、不安にならないで、お孫さんと一緒に
遊びながら楽しく過ごす事を考えて下さい。暑い日であれば水遊びをしたり、
夕方の涼しい時間にバギーに乗せて、公園に散歩に行って遊ばせてあげて下さい。
また家では、昔子どもの頃良く歌って遊んだ一本橋こちょこちよやだるまさんが
ころんだ等のわらべ歌を歌ってやったり、赤ちゃん絵本を読んであげて下さい。
時にはクスグリッコも楽しいですよ。
Q: お嫁さんとどんな関わりをしたらいいでしょうか?
A: 今の子育て赤ちゃんのかかわり方について、ママに教えて貰ってってください。
ママから教えて貰っても、納得いかないところは、どうしてそうしないと
いけないのか理由を聞き、納得できるまでコミュニケーションをしっかりとって、
共通理解のもとで孫育てをすると、赤ちゃんに優しく温かい子育てができると
思います。
Q: 最後に一言
A: 子育ては愛情を持ってかかわれば上手くいきます。愛情がなければ良い子育ては
できません。気負わずにゆったりと構え、お孫さんに愛情をいっぱいかけて
孫育てを楽しんで下さい。