ラジオネーム: なゆたのママ (お子さん5歳)
質問:最近、周りの友達がピアノや水泳、英会話などの習い事を始めました。
娘も一緒にやりたいというようになったのですが、習いたいことが
毎回変わるので、習い事をどう選んでいいのか分からず困っています。
Q: 5歳ぐらいだと、自分のやりたいことは分かっているものでしょうか?
A: 5歳のこの頃は自分のやりたい事が分かると言うよりは、仲の良いお友達が
何かお稽古事をしていて、そのお友達の話を聞いて面白そうだなと思って、
自分もお友達と同じお稽古事をしてみたいなと興味を持った時に、
このお子さは親御さんに「○○を習いたい」と、話をされるんだと思いますよ。
しかし他のお稽古事をしているお子さんの話を聞くと、それもまた面白そうだなと
思い、習いたい事が次々と変わるんですね。
ですからこの頃のお子さんは、まだ本当に何がやりたいか分からないんです。
個人差はありますが、5歳のお子さんですとまだ本当に自分が何をやりたいのか
分からない人が多いと思いますよ。
Q: 早い時期の習い事は子供たちに効果はありますか?
A: お稽古事はそのお子さんによって個人差が有りますが、私が子育てをしていた頃、
約40年程前になりますが、早期教育は脳を活性化し、素晴らしいしい才能が
開発される。早ければ早いほど良いと言う事で、ピアノ、バイオリン、
スイミング、バレエを習っている人が大勢いましたね。最近は英会話や体操、
サッカー、空手を習っているようです。
お稽古事については賛否両論様々な意見があります。
一番良いのは、お子さんがそれが好きで、是非やりたいと言った時にお稽古を
始めるのが一番良いと私は思います。
Q: 子供を伸ばすにはどんな習い事をさせたらいいでしょうか?
A: 例えばお子さんがアイススケートのフィギァのTVを見て、「すごい、あんなに
上手に滑れるようになりたいと思い、親御さんに「アイススケートを習いたい」
と、言った時、どうしてアイススケートを習いたいのかお子さんの話を
良く聞いた上で、お子さんと一緒にアイスリンクに行って、
滑っている人の様子を見学してください。
見学したうえで、お子さんが「やりたい」と、言ったらお子さんに、
アイススケートを実際に体験させてみて、興味を持ち、お子さんが是非
「やりたい」と言った時が、習い時だと思います。
この時をしっかり捉え、是非お稽古事をさせてあげて下さい。
お子さんの意思に関係なく、親御さんが勝手に決めたお稽古事は長続きしません。
お子さん興味がなく、じきに辞めてしまいますからね。
Q: 習い事をさせるうえで心がけておくことは?
A: お子さんが好きで是非習いたいと言ったら、その教室に必ず見学に行き、
見学をした後で、指導者の説明をよく聞き、お子さんが習いたいと言った時に、
お稽古事を決めてください。そしてお稽古が始まったら、頑張って練習している
お子さんを褒めて励ましてあげて下さい。
お子さん大好きな親御さんに褒められることによって、自信に繋がり、
頑張ろうと思うのではないでしょうか。
Q: やめたいと言い出したらどうしたらいいでしょうか?
A: お子さんがお稽古を辞めたいと言った時、どうして辞めたいのかその理由を
聞いて下さい。納得のいく理由であれば、辞めさせても良いと思います。
この場合お子さんとしっかりコミュニケーションを取る事が大切です。
その際親御さんの意見を無理に押し付けるのではなく、お子さんの気持ちを
しっかり聞いた上でそれを、受け止めて判断される事ですね。
しかし自分で選んだお稽古事ですから「せっかく今迄頑張って練習してきたのに、
もったいないよ。もう少し頑張ってみたほうが良いと思うよ」と、言っても
お子さんがどうしても辞めたいと言った時は仕方ないですね。