ラジオネーム: なし (赤ちゃん11ヶ月)
質問:最近、一日中私にべったりとくっついていて、私の姿がちょっと
見えないと大声で泣き出します。ゆっくりトイレに入ることもできません。
うんざりしてしまいます。こんなことがいつまで続くのでしょうか?
Q: 後追いは発達過程のひとつなのでしょうか?
A: 赤ちゃんは、6ヶ月頃になるとハイハイができるようになります。
そこで大好きなママの姿が見えなくなると、不安になりハイハイをしてママを
探します。ですからママがトイレに行く時にも後追いをします。
そんな時、ママはトイレのドアの向こうから赤ちゃんに声をかけて、
安心させてあげて下さい。それでも泣くようであれば、仕方ありません。
一緒にトイレに入って下さい。この赤ちゃんのママの後追いはそんなに
長く続きません。多分あともう少しで治まると思いますよ。
Q: なぜ、後追いをするのでしょうか?
A: やはり自分をいつもお世話してくれる大好きなママの姿が見えなくなると、
不安になり後追いをするんです。これがこの時期の赤ちゃんの特徴なんですね。
ママの愛情をいっぱい受けて育った赤ちゃん程、ママの後追いをします。
親子の愛着関係がしっかりできているんです。
Q: ママは大変そうですが、どのように子供に接したらいいでしょうか?
A: ママがトイレに行く時には、赤ちゃんの好きなおもちゃを用意してやり、
「ママチッチでるからトイレに行くよ」と、赤ちゃんに声をかけてから
部屋からでるようにして下さい。好きなおもちゃがあれば、少しの間
後追いをしないかも知れません。それと赤ちゃんは話はできませんが、
ママの言っている事は理解できますからね。それで赤ちゃんが追いかけて
くるようでしたら、一緒にトイレに連れて行き、トイレの前に赤ちゃんに
おもちゃをを持たせて待たせ、トイレの中から声をかけて下さい。
それでも泣くようであれば、トイレのドアを半分開けて、声かけをして下さい。
それでもだめなら、仕方ありません。トイレに一緒に入ってください。
ですからママはこの時期おちおちトイレにも行けないんですね。
でもこの後追いはそんなに長くは続きません。後になって、なんであの時
あんなに後追いしたのかと不思議に思える程です。
Q: 最後にお母さんに一言お願いします。
A: 赤ちゃんは日々成長しています。何時までもママの後追いをしている訳では
ありません。その内おさまります。ママはもう少しの辛抱です。
後になって後追いされたのが、懐かしく思いだされるのではないでしょうか。
それらの事を育児日記等に記録しておき、後で読むと赤ちゃんの成長の様子が
分かり、こんな事もあったんだと、懐かしく思い出されることでしょう。