ラジオネーム: ノンちゃんママ (お子さん4歳)

 

質問:うちの子はおとなしく、恥ずかしがり屋で、初めて会う事すぐには遊ぶことが

   できません。また、自分より友達の気持ちを優先させて、「自分がイヤでも、

   友達がそうしたいならいいや」という感じで、自分の気持ちをなかなか

   出せないのです。どうしたら、言いたい事が言える子になるでしょうか?

 

Q: 4歳だと、自分の気持ちを伝えるのは難しいのでしょうか?

A: このお子さんママに注意された時に決して謝る事をしないので、素直に謝る事が

  出来ないお子さんに不安に感じ、心配されているんですね。

  これは私の勝手な想像ですが、ご質問から、どうも親御さんは常にお子さんに謝る事

  を求めていらっしゃるように思います。いつも「貴女が悪いんだから謝りなさい」と

  言われていると、謝ろうと思っていても素直になれず、謝る事が出来ません。

  お子さん5歳ですので善悪の判断はある程度できると思います。ママは日頃からお子

  さんの話を良く聞いてやり、お子さんを思いやる気持ち、共感する気持ちを持って接

  すれば、親子の温かい信頼関係ができて、お子さん素直な気持でお友達と喧嘩をした

  時、やってはいけない事をした時に「ごめんなさい」が言えるようになると思います

  よ。

 

Q: イヤなことはイヤと伝えることは大事ですよね。

A: お友達と喧嘩をした時、やってはいけないことをして叱られた時、いつも何故

そのようなことをしたのか理由も聞かずに「○○ちゃんが悪い。謝りなさい」と、

言われていたのではないでしょうか?お子さんはお子さんなりの言い分があると

思います。それなのにいつもお子さんの話、気持ちを聞いてもらえないのでは

ないでしょうか?だからお子さん素直に謝る事ができないのではないでしょうか?

 

Q: 普段、どのように声掛けしてあげたらいいでしょうか?

A: お子さんが喧嘩をした時は、叱って謝らせるのではなく、まず「どうしたの」と、

  お子さんの話を聞いてやる事が大切です。お子さん5歳ですのでママが「どうしたの」

  と優しくお子さんの気持ちになって接すれば、お子さん素直に話をしてくれると思

  いますよ。その上でお子さんのどこがどう間違っていたのかを優しく話してやり、

  諭してあげて下さい。そしてお子さんには、どうすれば良いのかを考えさせて

  ください。そうすると、お子さん自分が悪かった点や間違っていたことに気づいて、

  「ごめんなさい」が素直に言えるようになると思いますよ。

 

Q: これから、親ができることはどんな事でしょうか?

A: そうですね。お子さん4歳ですので自分のやった事については、話が出来ます。

  そこでママはお子さんの話に耳を傾け、しっかり聞いてあげることが大切です。

  お子さんが正しかった時はには共感し、間違っていた時には、どうしてその様な事を

  したのか、その訳を聞いて、間違っている点についてどこがどう間違っているのかを、

  良く話してやることが大切です。その為にも日頃から親子のコミュニケーションを

  いっぱいとる事が大切です。親子のコミュニケーションを日頃から取っていると、

  ママはお子さんの気持が理解できますし、お子さんはママに愛されている事が

  分かり、気持ちが穏やかになり、お友達に攻撃的な関わりはしなくなり、お友達と

  仲良く遊び、もう謝ることもなくなると思いますよ。