ラジオネーム: チェリーさん (赤ちゃん3ヶ月)

 

質問:これからの季節、紫外線や日焼けが気になります。

   外出の際、どのようなことに気を付けたらいいですか?

   また、日焼け止めクリームは塗ってもいいでしょうか?

 

Q: 赤ちゃんも紫外線対策はした方がいいでしょうか?

A: 以前私が子育てをしていた頃、もうLong long agoになりましたが、

  赤ちゃんに毎日日光浴をして、日焼けをすると健康で丈夫な体になると言われて

  いました。その後日焼けによる紫外線の害が大きい事が分かり、日光浴は

  しなくなりました。日光浴に代わり紫外線の害の少ない外気浴が勧められるように

  なりました。赤ちゃんの肌はメラニン色素の数が非常に少なく、皮膚が弱いので、

  直射日光に当たると、紫外線の影響をもろに受けてしまいます。

  紫外線の影響とは皆さん良くご存知のように、肌にシミやシワ、タルミ、皮膚癌に

  なりやすく、皮膚の免疫力低下と目にも害を与えるんですね。

  そこで赤ちゃんには早いうちから紫外線対策をしてあげることが大切です。

例えば外気浴や散歩をされる場合は、肌の露出を防ぎ帽子を必ずかぶせる事がですね。それとベビー用の日焼け止めのUVクリームを塗ってあげる事です。

 

Q: 日焼け止めはいつから使うのがいいでしょうか?

A: 紫外線は4月頃から強くなりますので、紫外線対策として外気浴やお出かけの時には、

  3~4ヶ月の赤ちゃんから、ベビー用の日焼け止めのUVクリームを塗って、

  肌の露出をさけて、朝夕の涼しい時間帯を選んで外出されて下さい。

  昼の暑い時間帯には外出を控えて下さい。

 

Q: 日焼け止めはどんなものを選ぶのがいいでしょうか?

  また、塗り方ノポイントは?

A: 赤ちゃんの皮膚は弱いので、ベビー用のUVクリームを使って下さい。

  どのUVクリームを使って良いか分からない時には、薬局の薬剤師の方に

  相談されて選んで下さい。塗り方ですが、目の下にある頬骨の膨らんでいる所や

ほっぺ全体、鼻の頭、首の周りや耳たぶ、耳の後ろ等、丁寧に塗ってあげて下さい。長時間外出される場合は2~3時間おきにUVクリームを塗ってあげて下さい。

外出から帰ってきたら、赤ちゃんの顔を洗ってあげて下さい。

もしUVクリームを塗って皮膚に湿疹がでたら、そのUVクリームを塗るのを

直ぐに止めて、皮膚科に受診して下さい。

 

Q: 外出の際、気を付けることはどんな事でしょうか?

  日焼け止め以外の紫外線対策はありますか?

A: 赤ちゃんをバギーに乗せて、外気浴やお散歩に行かれる時には、朝夕の涼しい時間帯

  を選び、先程言いましたように帽子を被せ、皮膚の露出をできるだけ避け、

  バギーのホロを降ろして、直射日光をさけて出かけましょう。

  また、昼の暑い時間帯に赤ちゃんをバギーに乗せてお散歩すると、

  上から直射日光を浴び、下からアスファルトの照り返しの熱を浴び,

  赤ちゃん熱中症に罹ってしまいますので、十分注意しましょう。

 

Q: 日焼けをしてしまったらどうしたらいいでしょうか?

A: 日焼けは紫外線によるやけどなんですね。赤ちゃんが日焼けしてしまったら、

  冷たい水で絞ったタオルで、日焼けした部分を冷やして下さい。

  その後でベビー用の保湿ローションを塗って下さい。

  しかし日焼けがひどく水ぶくれができた場合は、皮膚に火傷をしたのと

  同じですので皮膚科に受診されることをお薦めします。