ラジオネーム: えみちゃん(お子さん1歳1ヶ月)
質問:1歳になり、嫌な事や楽しい時に奇声や大声で話すようになりました。
周りのこともあり、静かにさせていけれど、なかなか思うように静かに
してくれません。どのように理解させたらいいでしょうか?
また、叱り方について、うまくわからせる方法はありますか?
Q: 1歳1か月だと、発育段階はどのように段階なのでしょうか?
A: お子さん1歳1ヶ月ですので、このお子さんの運動能力発達はとても良いですね。こ
の時期運動能力は著しく発達し、つかまり立ちやつたい歩きをし、そして歩行ができ
るようになるのがこの時期です。でも一般的には歩けるようになるのは1歳3ヶ月で
す。
話せる言葉は一語文、例えばウンマとかマンマ、ブーブーですね。お子さん言葉は一
語文でしか話せませんが、ママの言っている事は理解出来ます。つまり、大好きなマ
マの禁止言葉や叱り言葉、褒め言葉等を理解し、ママの言っている言葉に反応するよ
うになります。
Q: どのように子供に伝えたらいいでしょうか?
A: お子さんと一緒に出かける前に、お子さんに「これからスーパーにお買物に行くけど、
スーパーには大勢の人がいて、大声で話すと、他の人の迷惑になるから大声を
上げないで、静かにしていてね。」と、お口に人差し指を立ててあて、「シーね!」と、
約束をしてから出かけられて下さい。そしてお子さんが大きな声を上げた時には、
口に人指し指を立ててあて、「シーね!」と言って下さい。
それを繰り返していくうちに、お子さん自分でお口に指を当てて、遊び感覚で
「シーね!」と、言って静かにしていられるようになります。
お子さんが我慢して静かにしていたら、「おりこうさんね!」と、言って頭をなでて
褒めてあげて下さい。大好きなママに褒められると、嬉しくなって静かにしている
ことができるのではないでしょうか。
Q: しつけはどのようにしたらいいでしょうか?
A: 自我が芽生えてイヤイヤ期が始まるのは、早いお子さんでは1歳6ヶ月くらいから
始まり、3歳頃終わるお子さん。一般的には2歳で始まるお子さんは、
3歳頃終わるお子さんと、4歳頃まで続くお子さんがいます。遅いお子さんですと
4歳頃から始まるお子さんと、自我の成長発達には個人差がとても大きいです。
今迄何でもママにやってもらっていたのに、ある日突然「自分で、自分で」と、
言ってやろうとしますが、出来ず泣いてしまいます。例えば自分で靴を履こうとして、
上手く履けないと、泣いてカンシャクを起こしてしまいます。
そんな時、お子さんが落ち着くまで待ってやり、落ち着いたところで
「靴自分で履きたいんだよね。」と、共感して言ってあげ靴のチャックをお子さんに
分からないように下げてやり、「もう一度履いてみて、ママ見ててあげるから!」と、
言って下さい。そしてお子さんが靴を履いたら「1人で履けたね。
すごい、すごい、お姉ちゃんになってママ嬉しいわ」と言っていっぱい褒めてあげて下さい。
それとやはりスーパーに行く前に大声や奇声をあげない約束の指きりげんまんですね。「指きりげんまんうそつくなしよ。嘘ついたら○○ちゃんのおへそをポチンと
もいで生姜焼きにして食べる、指切った」をしてからお出かけして下さい。
そして、お子さんが約束を守ったらいつぱい褒めてあげて下さい。
スーパーで興奮をして奇声を上げたら、お口に人差し指を当てて、「シーね」と言って
「○○ちゃんが静かにしていられたら、ママ嬉しいな!」と、言ってあげて下さい。
それを繰り返していく内に、お子さん大勢の人の人の前で奇声や大きな声で話さなく
なると思いますよ。お子さん日々成長しています。お子さんが一語文から二語文と、
だんだん言葉が増えてきます。そうすると普通の声で話ができるようになると
思いますよ。
Q: 外出時、子供に効果がありそうなものはどんなものでしょうか?
A: お出かけをする時に、お子さんのお気に入りのおもちゃを一つ持ってお出かけしてく
ださい。お子さんが飽きてきてぐずった時、そのおもちゃを出してやり、遊ばせると
気持ちがまぎれ、しばらくはそのおもちゃで遊んでいると思いますよ。
病院やレストランに行く時には、折り紙でパタパタ鶴を折って遊ばせたり、
ママのハンカチでリボンや笹団子を作ってやると喜びますよ。
スーパーに行くと、よくお子さんの泣き声が聞こえますが、ママは周りの人に
迷惑だと思い、泣いているお子さんを叱っています。叱られたお子さんは、
益々大声をあげて泣き続けます。ですからお子さんが泣いている時は、周りの人の
事は気にしないで、お子さんが落ち着くまで待ってあげ、落ち着いたところで、
「今日はつるつるそうめんを食べようね。つるつるして美味しいよ!つるつる
そうめん買いに行きましょうね。そうめんどこにあるかな?探してね」と、
言ってお子さんに気分転換をはかってあげて下さい。