今回は、「なじら」の使い方について勉強しましょう。

新潟弁には「なじら」という言葉があります。

これは新潟弁でも基本の基本とも言える大切な言葉です。

直訳すると「いかがですか」「どうですか」という意味の言葉です。

ですから、何かを勧める時にも使われ、

「お茶でもいかがですか」と言う場合は「お茶でもなじら」と言い、

「医者に行ったらいかがですか」と、医者に行く事を勧める時は、

「医者行ったらなじら」などと言います。

また、状態や感想を尋ねる場合にも用いられるため、

「腰の調子はいかがですか」と言う場合は、「腰の調子なじら」と言い、

「あそこの温泉どうでしたか」と言う場合は、

「あそこの温泉なじらった」と言えばいいのです。

(近藤アナより注意)

尚、このコーナーで紹介している言葉は、

主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、

それでも、世代や地域によって、

使い方、解釈、発音、アクセントなどに

微妙な違いがある事を御了承下さい。

 

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