今回のポイントは、「人」を意味する「しょ」という言葉です。 新潟弁には「しょ」という言葉があり、 「しょ」の前に何らかの修飾語を付けて使用されています。 ですから、「男の人、女の人」と言う場合は、 「男のしょ、女のしょ」と言いますし、 「綺麗な人」と言う場合は「綺麗なしょ」、 「いい人」と言う場合は「いいしょ」、 「左の端に立っている人」と言う場合は、 「左のはじに立ってるしょ...
2012年6月18日 13:00
今回のポイントは、「もの」を意味する「がん」という言葉です。 新潟弁では「もの」を意味する「がん」という言葉があり、 前に何らかの修飾語を付けて使用されています。 ですから、「私のもの、あなたのもの」と言う場合は、 「俺のがん、おめさんのがん」となりますし、 「私が食べるもの」「私が大好きなもの」と言う場合は、 それぞれ「俺が食べるがん」「俺がでぇ好きながん」となります。 (スキ...
2012年6月11日 13:00
前回、新潟では、共通語と違い、 頭にアクセントを置いて発音する名詞が非常に多い事を勉強しましたが、 今回勉強するのは、3文字の名詞のアクセントについてです。 全部ではありませんが、3文字の名詞の中には、 アクセントが標準語と違い、 2文字目の音にアクセントを置いて発音する言葉も多いのです。 例えば、「眼鏡」という名詞があります。 標準語では1文字目の「め」という音にアクセントを置...
2012年6月 4日 13:00
今回のポイントは、名詞の頭高のアクセントです。 名詞の中には、標準語と新潟弁でアクセントが違うものがたくさんあります。 例えば、「卵」「苺」という名詞があります。 標準語では抑揚のない発音で表現しますが、 新潟弁では、頭にアクセントを置いて、頭高の発音をします。 新潟弁では、「包丁」「掃除」「椅子」「後ろ」「クツ」「ネズミ」「廊下」も同様です。 これらはほんの一例で、 新潟では、...