以前、新潟弁で「私たち」とか「僕たち」と言う場合、「おれった」「おれって」と言う事を勉強しました。

今日は、反対に、「君たち」「お前たち」と言う時の言い方を勉強します。

新潟弁では、「君たち」「お前たち」と言う場合、「おめって」とか「おめった」などと言います。

(スキット)

(夫)さっきうちの前にわぁけ奴らがいてや。

ずっーとうちの前でたむろしったったて。

(妻)なにね。何人ぐれらね。何歳ぐれの連中らね。

(夫)4人らったな。

学生服来てや、中学生ではねぇな、高校生でねぇろかなぁ。

(妻)何しったんだね、人んちの前で。

(夫)俺も聞いたこて。

おめってこんげ人んちの前で何してんだや言うて。

(妻)そしてら何だって。

(夫)いや、答え聞いて俺もたまげてしもたて。はははははは。

(妻)何がおっかしんだね。気持ちわぁり。

(夫)おめに会われるかと思って来たんだと。

(妻)なにね。

(夫)親御さんが、ビーイスイヌラジオめんち聴いてて、おめのファンなんだと。

   それで、親のためにサインもらわれませんかなんて言うったったんだて。

(妻)なにね。そんげしょがいるんだ。それでどうしたんだね。

(夫)おう、どうぞどうぞ言うて、うちの前に待たせてんさ。

(妻)なにもうぐれた事言うてんだね。

サインなんてねすけ帰ってもらえて。

(近藤アナより注意)

尚、このコーナーで紹介している言葉は、

主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、

それでも、世代や地域によって、

使い方、解釈、発音、アクセントなどに

微妙な違いがある事を御了承下さい。

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