今日は、「そういんだ」の使い方について勉強しましょう。
誰かが発言したり、自分に対して質問をした時、
その内容が正しい場合は、
共通語だと「そうなんです」と言って、同意する気持ちを表します。
しかし、新潟弁の場合は、
「そうなんです」ではなく「そういんだ」と言います。
「そういんだ」を「そうやんだ」と発音しても構いません。
(発音練習)
「そういんだ」
「そうやんだ」
(スキット)
(山本)おや、とうちゃん、ここに俺が置いておいたでぇふく餅どうした。
(亭主)は。でぇふく餅なんて分からねわや。
(山本)だって、おめさんずっと、うちん中いたんだいねぇ。そらろ。
(亭主)そういんだ。
(山本)ずっとここに座っていたったんだろがね。
(亭主)そういんだ。
(山本)だっかうち遊びに来たんだかね。
(亭主)いや、誰も来ねかった。
(山本)そせばおめさんが食べたんでねんだかね。
(亭主)・・・・・。
(山本)おめさんが食べたんでねんだかね。ちごんだかね。
(亭主)そういんだ。俺が喰うてしもた。わぁり。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。
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