今日は、流れる汗を表現する言葉について勉強しましょう。

まず、「汗をダラダラ流す」と言う場合、

新潟弁では「汗ダランダラン流す」という言い方をします。

(発音練習)

「汗ダランダラン流す」

(スキット)

(亭主)ああああ、あっちぇ。

(山本)とうちゃん、どうしたんだね。そんげ汗ダランダラン流して。

(亭主)気温がたぁけすけ、あっちぇに決まってるこてや。

おめ、あっちょねんだか。

(山本)いや、俺らたってあっちぇろも、さすがにとうちゃんの汗のかき方おっかして。

(亭主)そうらろっかな。

(山本)そうらさ。

(亭主)いやいや、やっぱ冷房がぼっこれてっとせっつねわ。

(山本)ほんね、とうちゃん見てっとわろてしもうて。

何もしていねてがんに汗ダランダラン流してさ、おっかして。

(亭主)いや、おめらたっておっかしわや。

こんげあっちぇてがんになんで汗が流れねんだ。

(山本)なんでらか分からねかね。

(亭主)分からねすけ聞いてんだねっか。

(山本)要するに、俺、女優なんだがね。

(亭主)ばか言うてれ。おめみてながん、何が女優ら。

(近藤アナより注意)

尚、このコーナーで紹介している言葉は、

主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、

それでも、世代や地域によって、

使い方、解釈、発音、アクセントなどに

微妙な違いがある事を御了承下さい。

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