今日は「ざわざわする」について勉強しましょう。
風邪を引いた時も含めて、寒気を感じる時、ぞくぞくする時には、
新潟弁では「ざわざわする」と言います。
これは、群衆が落ち着かない時の共通語「ざわざわする」とは、
アクセントが違うので注意して下さい。
(発音練習)
「ざわざわする」
(スキット)
(山本)あああああ、ざわざわする。
(亭主)こたつ入ってるてがんにか。
(山本)ああああ、ざわざわする。
(亭主)ストーブつけて、こたつ付けてれば、あったけろもな。
(山本)とうちゃん、こたつもうちとあっちょしてもらわんね。
(亭主)いや、今これ「強」らがね。
いっちゃんあっちぇんだろもな。
(山本)なにね。なんだか、ざわざわするんさね。
(亭主)何とかは風邪ひかねなんて言うろも、
珍しくおめも風邪ひいたろっかな。
(山本)熱あるろっかね。
(亭主)どれ、額出してみれ。んん、何だかあっちぇみてらな。
(山本)そうらわ、風邪ひいたんだわ。
そうでねばこんげざわざわするわけねがね。
(亭主)はよ、布団入って寝てるんだ。
(山本)いや、ほれ、アナウンサーがまもなく日本の選手が出て来る言うてるすけ、
まら寝らんねて。
(亭主)そんげこと言うてるすけ風邪ひくんだわや。
日本選手の登場まもなくですなんて言うておきながら、
いっつも暫く出てこねんだすけ、はよ寝れ。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。
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