今日は「なにしたってね」について勉強しましょう。
前回も「何ですって」と言う場合、
新潟弁では「何ね」という言い方がある事を勉強しました。
ところで、新潟弁では、
この他にも「なにしたってね」という言い方があり、
「なにね」と同じく「何ですって」という意味で使われています。
(発音練習)
「なにしたってね」
(スキット)
(山本)原さん、おめさん、うちの近くに去年出来たラーメン屋行ったことあっかね。
(友人)うん。いっぺん行ってみたよ。
(山本)俺今日初めて昼間とうちゃんと行って来たんだろも、うんめラーメンらったて。
(友人)なにね、あそこのラーメンがうめかったってけ。
(山本)あんまうんめすけ、おいーしかったよ、また来っさ言うて、
    釣り銭も要らね言うて帰って来たわね。
(友人)なにしたってね。うんめかったすけ、釣り銭も要らね言うて置いて来たってけ。
(山本)なんだね、そんげたまげた顔して。
(友人)山本さん、ほんのきにあの店のラーメンうんめかったけ。
(山本)とうちゃんと二人してこんげうんめラーメン初めて食べた言うて帰って来たろもね。
(友人)なにしたってね。あそこのラーメン屋なんて皆うんもねうんもね言うてんだよ。
    客少ねかったろ。
(山本)確かに俺ととうちゃん以外、だっれもいねかったろもさ。
(友人)だすけ、あそこの店んなんてね、3月いっぱいで店畳むんだよ。
(山本)なにしたってね。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。
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