今日は「のめしこき」について勉強しましょう。
新潟には「怠け者」という意味の「のめしこき」という言葉があります。
簡略化して「のめし」と言っても構いません。
(発音練習)
「のめしこき」
「のめし」
(スキット)
(山本)おや、こんげ時間らてがんにタケシまら寝てんだろっか。
タケシ。タケシ。
(息子)・・・・・。
(山本)何だ。返事がしねわ。
いっくら仕事が休みらてがんにいつまで寝てる気なんだろっか。
へぇ昼の1時らよ。
タケシ。タケシ。
(息子)・・・・・。
(山本)開けるよ、タケシ。
(息子)何だや、かあちゃん、いきなり開けるなや。
(山本)何だね、起きてんだけ。
起きてんだば返事ぐれしればいいねっけ。
何してんだ、あさはんもちゅうはんも食わんで。
(息子)ゲームが今いいとこなんだて、かあちゃん、ちと黙ってれて。
(山本)部屋もばらこくたいらし、たまに掃除ぐれしたらなじら。
(息子)休みの日ぐれ好きにさしてくれや。
掃除なんてしんたってでぇじょぶらて。
(山本)ほんね、のめしこきなんだわ。何でもしる気がねんだがね。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。