今日は「まっくらい」について勉強しましょう。
新潟弁には「まっくらいこき」という言葉があります。
これは「よく食べる人」「大食いの人」「大飯喰らい」という意味の言葉です。
「まんま喰らいこき」が語源で、これが訛ったものと言われています。
よく使われる必須単語です。覚えておきましょう。
(発音練習)
「まっくらいこき」
(スキット)
(息子)おかわり。
(山本)タケシ、あんたよう食べるねぇ。これでへぇ御飯4杯目らよ。
(息子)うんめ。
(山本)しかも、ちいせ御飯茶碗でのうて、でっけ丼で4杯目らすけね。
せいぜい3杯でやめておくんだ。
(息子)でぇじょぶらて。
(山本)いっくらまっくらいこきら言うたたって限度があって。
こんげ相撲取り見てな食べ方してっと身体にわぁりわ。
やめときなせ。
(息子)でぇじょぶらて。
(山本)へぇおかずものうなったてがんによう食べられんね。
(息子)まら食べられって。
ハンバーグのタレが残ってるすけ、まらいっくらでも食べられって。
(山本)ほんねこんげまっくらいこきらと、
人様の前なんてとってもしょうしで出さんねわ。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。