今日は「暗い」を意味する「くうれ」について勉強しましょう。

新潟では「暗い」と言う場合、「くうれ」と言います。

「れ」にアクセントを置かずに、

「くぅれ」と平らに発音するのがポイントです。

(発音練習)

「くうれ」

「くうれ色」

「くうれ部屋」

(スキット)

(山本)とうちゃん、蛍光灯いい加減換えてもらわんねか。

(亭主)おう、でぇじょぶらて。やるわや。

(山本)やるわややるわや言うて、へぇどれぐれ経つと思ってんだね。

(亭主)まらこうやって電気つくんだすけいいろ。

(山本)いいろでねわね。こんげくうれと目がわあるなるて。

(亭主)あと1週間ぐれでぇじょぶらろ。

(山本)何か言うてんだね。

    俺こんげくうれとこで御飯食べんのへぇ嫌らよ。

    お化け屋敷みてらがね。

(亭主)これぐれくうれ方がムードがあっていいねっか。

    ホテルのラウンジみてで。

(山本)へぇいいわね。蛍光灯タケシに今すぐ換えてもらうさ。

    たけし!たけし!

(近藤アナより注意)

尚、このコーナーで紹介している言葉は、

主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、

それでも、世代や地域によって、

使い方、解釈、発音、アクセントなどに

微妙な違いがある事を御了承下さい。

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