今日は御雑煮を表す言葉について勉強しましょう。
新潟では御雑煮の事を「おつゆ餅」と言います。
(発音練習)
「おつゆもち」
(スキット)
(息子)かあちゃん、餅まらあるけ。
(山本)餅なんてまらいっぺことあるろも、
タケシ、あんたまら食べるつもりらけ。
(息子)おう、食べられる、食べられる。
俺、餅でぇ好きらすけ。
(山本)そせば、餅何して食べるんだ。
(息子)あんころ餅4つ食べたし、きな粉餅もへぇ5個も食べたすけ、
よろっとおつゆもちらな。
(山本)おつゆもち、餅いくつ入れるんだ。
(息子)どうせいっぺこと食べるすけ、5つぐれもらわれる。
(山本)5つなんておつゆもちのお椀にいちどきに入らねすけ無理らて。
(息子)そうせば取りあえず2つでいいわね。
(山本)おや、タケシ。おつゆもちあきらめれて。
(息子)なんして。
(山本)とうちゃんが今朝うち出る前におつゆもちいっぺこと食べたもんだすけ、
おつゆがへぇ何でも残っていねわ。
(息子)なにや。どれだけいっぺこと喰ったんだや、とうちゃんの奴。
(近藤アナより注意)
尚、このコーナーで紹介している言葉は、
主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、
それでも、世代や地域によって、
使い方、解釈、発音、アクセントなどに
微妙な違いがある事を御了承下さい。