今日は「ほおらぐ」という言葉について勉強しましょう。

また、雪が服に付いた時、私達はそれを払い落としますが、

「雪を払い落とす」と言う場合、新潟弁では「雪ほおらぐ」と言います。

「雪ほろぐ」と言う地域もあるようです。

(発音練習)

「ほおらぐ」

「雪ほおらぐ」

「ほろぐ」

「雪ほろぐ」

(スキット)

(清水)ごめんください。山本さん、だっかいなったかね。

(山本)はーい。今行ぐよ。

    はい、はい、はい、はい。

    おう、おう、清水さんらか。どうしたね。

(清水)回覧板持って来たて。

(山本)おう、それはそれは、ありーがとね。

    外どんげら。雪まら降ってるけ。

(清水)はぁ、まら降ってるわね。

(山本)清水さんひさーしぶりにうち上がって行がねかね。

    今うちのもん誰もいねすけ。

(清水)いんだかね。

(山本)おう、ジャンパーの雪ほおらいで、うち上がれて。

    今あっちぇお茶入れるすけ。

(清水)そせばちとばか寄せてもらおか。

    あんま構わんたっていいすけね。

    俺なんてんんますぐ帰んだすけ。

(山本)遠慮しんたっていいわね。

(清水)遠慮なんてしねわね。

    だろも、んんますぐ帰るすけね。

(近藤アナより注意)

尚、このコーナーで紹介している言葉は、

主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、

それでも、世代や地域によって、

使い方、解釈、発音、アクセントなどに

微妙な違いがある事を御了承下さい。

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