アドバイザー:にいつ子育て支援センター 育ちの森 館長 椎谷照美 先生
ラジオネーム:あっぴけさん
4歳の息子が最近ウソをつきます。幼稚園のなになに君とケンカした、といっても実際はしていなかったり、お菓子食べてない、といっても隠れて食べていたり、日に何回かつじつまの合わないウソをつくので、「なんでウソをつくの」と聞いても「知ーらない」とふざけています。このままウソを平気でつく人になっても困るので、注意しているのですが直りません。どうしたら良いでしょうか?
ウソをつくということで、お友達の間で信用されなくなったらどうしようとか、先々が心配である、ということなんですね。子供がウソをつくということは、それなりの理由があるのかもしれない、と考えるんですね。ケンカの話であれば、強い自分をアピールしたかったのかもしれませんし、お菓子をどうしても食べたいけど、叱られるのが分かっているので隠れて食べれば分からないんじゃないか、と考えたとか、子供がウソをつく場合、あとは、褒められたい、注目されたい、などといった気持ちが考えられますよね。厳しすぎて思うように言えない、からウソになってしまう、ということもあるかと思います。この場合は、まだ4歳ということですから、知恵で言っているのか、直したほうがいいのか、多めに見るのか、ウソの質を見極めていく必要があるかもしれませんね。気をつけなきゃいけないのは、小学校とか年齢があがってきたときに、お友達の大切なものを持ってきてしまうとか、人のせいにするといったことはちょっと良くないかな、と思います。そういったときは、ウソをつかれるとお母さんは悲しいよ、と気持ちを伝えることも大事だと思います。その前提には、お子さんのことを信用しているよ、というメッセージを伝えていくことが大切です。