綿屋旅館
2016年3月11日 11:00
今日で東日本大震災から5年となりますが
3月11日の翌日3月12日の未明に
長野県北部地震が発生しました。
震源地では雪崩も発生し、揺れと合わせて多くの家屋に被害がありました。
長野県栄村のほぼ全域で断水も起こりました。
今日は震災直後に営業を再開し
津南町、栄村の方々に大浴場を無料解放した
明治初期創業「綿屋旅館」の女将 風巻美貴子さんに
お話をお聞きしました。
綿屋旅館は長野県北部地震では大きな被害がなく
すぐに営業を再開し
復興工事に来られた方や支援に来られた方が
多く宿泊されたそうです。
さらに無料解放した大浴場には
津南町からは約500人、栄村からは約700人の利用者があり
利用者の方々に大変喜ばれたとのことです。
現在は栄村から宿泊に来る方もおり
「あの時はありがとう」と感謝されるそうです。
綿屋旅館では震災を通じて備える意識が高まったとのことで
避難訓練など行ったりしているそうです。
普段からの備えが大切ですね。
津南町では明日3月12日に「第40回 雪まつり」も行われます。
津南町は長野県北部地震だけでなく中越地震、中越沖地震も乗り越えています。
津南町の方々のたくさんの想いが集まる日でもあります。
雪上花火やスカイランタンは観光客はもちろん
その幻想的風景から多くの写真家も集まるそうです。
イベントも含め是非津南町まで足を運んでみて下さい。
綿屋旅館では著名人もたくさん訪れた事のある名物旅館です。
玄関では亀やウーパールーパーも出迎えてくれるアットホームな雰囲気です。
津南町にお越しの際は是非ご宿泊ください。
綿屋旅館
中魚沼郡津南町下船渡戊450
025-765-2034
臼木優香
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