緑丸伝説
2016年10月 4日 11:00
ごきげんアワーのテーマが「鷹」ということで
鷹が町のマスコットにもなっている
聖籠町におじゃましました！
聖籠町の聖籠山に
鷹に関する伝説が残っているという事で
聖籠山宝積院におじゃましました！
詳しいお話を宝積院の観音堂で
住職の小川義晴さまにお聞きしました！
６６２年頃、豊後（大分）の百合若という武者が
天皇の勅命で蝦夷（北海道）へ向かいます。
その戦の途中嵐に遭い、この地へたどり着きます。
兵士に置いて行かれ一人になった百合若は
「緑丸」という鷹に助けを求める手紙を持たせ都に飛ばします。
その手紙が届けられ、無事に緑丸は百合若の元へ戻ってきます。
おかげで百合若は都に戻ることができたのですが
緑丸は息絶えてしまいます。
その緑丸の追善供養の為に十一面観世音菩薩と仁王尊を彫刻しました。
その後、異人の僧が堂社を立てて、この聖者が籠ったことから
“聖籠山”と鳴付けられました。
十一面観世音菩薩は秘仏とされ、１０年に一回御開帳されます。
町の有形文化財にも指定されています。
観音堂の正面真上に緑丸の彫刻が見事に彫られています。
さらに観音堂の中には
緑丸の絵画もありました。
観音堂は毎月１９日、２０日に開かれているそうです。
越後三十三観音の第二十九番札所でもあります。
是非、緑丸の事を想いながらお越しになってみてはいかがでしょうか！
スタジオに来でいたハリスホークのロッシくんです！
凛々しくてとてもかっこよかったです！
聖籠山宝積院
北蒲原郡聖籠町諏訪山５７８
０２５４－２７－７７７３
臼木優香
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