Kリュート工房
2017年3月21日 17:00
以前、ルネッサンス・バロック時代の古楽器の収集されている方に
「リュート」という楽器を紹介して頂き興味を持っていたところ
なんと、新発田市にリュート工房があるということでおじゃましました!
「Kリュート工房」のリュート職人、奥田貴美衛さんにお話をお聞きしました。
まず、リュートとはギターに似ているようですが
起源は中世アラビアのウードという楽器です。
そのウードが西に渡って“リュート”となり、東に渡って“琵琶”になったそうです。
背面がふっくらと丸みを帯びて
洋ナシを半分にしたような形と
ネックの先端が後方に折れているところ
さらに、弦が最大26本あるところが特徴です。
また、胴の中央に綺麗な透かし細工が施されています。
材料はバイオリンとほぼ同じそうです。
製作には4~5カ月かけているとのことです。
ギターの教本の広告に載っていたリュートの写真を見てから
奥田さんはリュートに魅了され
2009年にこの工房を構えました。
口コミで発注が来るとのことですが
奥田さんはつねに理想のリュート作りにむけて
リュートを作り続けています。
音色はとても奥深く
つい聞き入ってしまう音色でした
Kリュート工房
新発田市城北町
臼木優香
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