越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭
2019年2月12日 11:00
3月3日に開催される浦佐毘沙門堂の裸押合大祭に
欠かせない“大ローソク”。
そのローソクづくりが行われている北村ローソクさんにおじゃまして
裸押合大祭副委員長の北村洋成さんにお話をお聞きしました。
上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨー」の掛け声と共に押し合う「裸押合大祭」は
日本三大奇祭の一つに数えられ、約1200年の歴史を持ちます。
平成30年3月に、国から重要無形民俗文化財に指定されました
祭りは別名「大ローソク祭り」とも呼ばれ
高さ1m、重さ30kgの大ローソクが作業場にずらりと並んでいました。
大きいものは重さ60kgになるそうです。
毎年およそ70本製作されるそうで
その工程はすべて手作業。
今年は暖冬の影響でろうの固まりが遅いこともあったそうです。
さて、大祭の運営を任される「多聞青年団」は
その年30歳を迎えるメンバーで構成されるということで
今年は、平成最後の裸押合大祭を平成元年生まれの青年団が運営します。
最高幹部と年男は大祭前の7日間、大祭の無事故と成功を祈って水行を務めます。
堂内での押合、福餅配与など
1日を通して行事が目白押しです。
そして、来年2020年から
開催日時が第一土曜日開催となります。
伝統のお祭りは必見です。
臼木優香
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