庭の見方
2019年5月14日 16:00
新潟市中央区にある
北方文化博物館の新潟別館におじゃまして
庭屋一如研究会代表の藤井哲郎さんにお話をお聞きしました。
庭屋一如とは“庭と建物が調和し一体となった状態”のことで
研究会では日本庭園・和風建築についてのセミナーや鑑賞ツアーの開催しています。
中継でおじゃました北方文化博物館の新潟分館は
會津八一終の住み家であり
明治時代のお庭がほぼそのまま残っています。
客間から見て奥行きを感じる庭は
遠近法を駆使した庭師による造りとのことです。
枯山水庭園ということで
池や滝を見立てた石が大小敷き詰められています。
ここにあるのが礼拝石(らいはいせき)です。
庭園全体を見渡せる
場所にあるので、ここに立つと庭に囲まれている感覚になります。
また、庭にある三尊石を拝むポイントでもあります。
藤井さんに案内して頂いたことで
今まで知らなかった庭の見方を知ることができました。
今後様々な庭で“礼拝石”を探すことになりそうです!笑
そして、この度上越市にある名家が
5月19日(日)に一斉公開されます。
通常非公開の家ばかりです。
飯田邸、白田邸、瀧本邸、林富永邸、保阪邸が対象です。
飯田邸はカヤ葺き屋根!
それぞれ公開時間と料金が異なりますので
詳しくは025-224-6202
もしくは庭屋一如のFacebookをご覧ください。
臼木優香
- 前の記事 カレー石田
- 次の記事 食のアスパラ横丁味めぐり2019